桜ガイド本やパンフ類を目に穴があくほど見ているが、
暗黙のルールなのか、学校内の桜はなぜか除外されている。
盛岡・岩手大学に咲く桜も、そのひとつである。
暗黙のルールなのか、学校内の桜はなぜか除外されている。
盛岡・岩手大学に咲く桜も、そのひとつである。
玉虫色の不文律に抵触?して、さりげなくキャンパスに立ち入ると、
農学部の一角、シダレザクラの傍で羊たちが戯れている。
「メ〜 メ〜 メ〜」と鳴き声こそしなかったが、
馥郁としたピンク色のカーテンに囲まれて、
気持ちよさげにカラダをくゆらせては散策している。
怪しげな風体と眼光の輩+物々しいカメラの往来に
何事と思ったのか、代わる代わる舎から出ては、
いぶかりながらも絵になるポーズをとってくれる。
何ともサービス精神旺盛な羊たち。
というのは、きわめて浅はかな考えであって、
万物にかかわる桜の下で、人間しか撮っていなかった
無知者ゆえの蛮行だった、ような気がする。
数時間前に児童たちの桜"写生"を目の当たりにしたせいか、
絵筆と違って、カメラは時として凶器にもなる...
というカメラを持つ、初歩的かつ本質的な問いかけである。
*公共交通機関
盛岡駅前11番バス乗り場より、
松園バスターミナル行で約15分、岩手大学前下車。
◉2011年「被災地の桜」27点が見られます。
→http://p.tl/3rYt
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