古城詩趣。昭和10年代の弘前城の花見に遭遇した。
ところはフラリ紛れ込んだ弘前中央食品市場、
空きスペースの一角で古色蒼然と輝く絵葉書である。
かつての「櫻の弘前」を伝える一葉に
ノスタルジジィの私は、目をしばたせて魅入った。
國宝弘前城「古城詩趣」と銘打たれた、
白黒写真に着色された、四季それぞれの桜の姿がいい。
弘前には春夏秋冬に訪れているので、
額縁の前を行ったり来たり、舐めるように観賞する。
額縁の前を行ったり来たり、舐めるように観賞する。
セピア色をした天守閣前の学ラン姿の写真は、
埃を被った自身のアルバムを見るようで、
ムカシの弘前がなぜか懐かしく迫って、固唾を飲んだ。
目についた史実や文献をひも解いても、
「日本一・弘前の桜」は衆目の一致するところだが、
あえてそれを謳っていないところが、
また奥床しき津軽の城下町・弘前である。
目についた史実や文献をひも解いても、
「日本一・弘前の桜」は衆目の一致するところだが、
あえてそれを謳っていないところが、
また奥床しき津軽の城下町・弘前である。
しばらく振りに、夏・秋・冬に行こう、と思う。
*公共交通機関
奥羽本線弘前駅前より100円循環バス、直行シャトルバス、
路線バスなどで約15分。徒歩の場合は約30分。
☆いつかの弘前桜旅のお供に...
「にっぽんお宝桜撮影行」(エイ文庫)
http://p.tl/Ywao
☆ピート小林と歩くこころの日本遺産「桜」
(日刊スポーツ・アーカイブ)
http://p.tl/gLuy
◉2011年「被災地の桜」27点が見られます。
→http://p.tl/3rYt
「日刊スポーツ」アーカイブ
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