2022/08/11

列島 小景 ⑤ ノスタルジア「函館」

道北の「上川」エリアにある"東川"

振り出しにして、「後志」の"小樽"、

胆振」の"母恋"と南下して、いよいよ

道南の「渡島」エリアの"函館"である。


北海道のゲートウェイであり異国情緒

漂う函館は、長らくの間お世話に

なってきた。そう、春と秋のシーズン、

“桜”と“案山子”の追っかけ撮影である。


ハコダテ若葉マークから四半世紀に

なるのに、およそ観光とは縁がない輩。

函館山や五稜郭タワーに登った覚えも

なく、彷徨した月日が土地の記憶と

オブラートを重ねるように心中に在る。


そんな忘れじの函館には、この夏の

北紀行にかけて立ち寄った。夏に咲く

狂い桜や案山子ハンティングではない。

函館の薫りに満ち溢れた舶来バーと

定食・居酒屋のかぐわしき梯子である。


止まり木に説明はヤボというもので、

画像からの想像に委ねるとしておこう。

ご興味ある方は、グーグル先生etcに

お尋ねされるのをオススメいたします。

店の名は「杉の子」「大黒亭」です。


ま、函館酒場立ち寄りの余録として、

道すがらでスナップした写真を載せて

おこう。函館駅までの途、道すがら

急ぎ足で撮ったもので、それ以上でも

以下でもない、2022年夏、函館光景。















































































































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2022/08/07

列島 小景 ④センチメンタルジャーニー「母恋」

さしたるアテもなく列車で旅をする

愉しみの私的余録のようなものに、

「18切符」ポスターとの遭遇がある。


正しい表記は「青春18きっぶ」と

“ひらがな”書きして、ひらがな風に

言う?らしいが、およそ“青春”なぞを

遠い彼方へ過ぎやった輩が、どうして

甘酸っぱ〜い“青春”なんて言葉を

唇をワナワナ奮わせて言えようか!

(と、毎シーズン思っている)


ひねくれモンの私めなぞは、緑色の

窓口で“再春81きっぷ”と言われそうに

なった夢を見たような記憶がある。

以来、転ばぬ杖のナントカのために

“81キッパー”をスペアで懷に忍ばせて、

“18キッパー”と取っ替え引っ替えで

使って...同輩を煙に巻いたりしている。


(画像8:「青春18きっぷ」

22年春バージョン/本人使用)


とまれ、「青春18きっぷ」は初登場の

1982年から40年になるロングセラーで、

19年度は61万枚を発売。年間60億円

も売り上げるJRの大ヒット商品という。


室蘭の隣に位置する、昭和10年開業の

母恋駅。15年ほど前に、桜の撮影で

訪ねてはいたが、駅内に大事に貼られた

「18きっぷポスター」に目を奪われる。


ファンも多い旅情を誘う写真と惹句だが、

毎年5月の「母の日記念入場券」が人気

の「母恋」バージョンにしばし釘付け。

ファンながら、ザ・現地駅でのポスター

遭遇は初で、きっと二度と無いレア体験。


1枚のポスターで室蘭での持ち時間が

ぐっと凝縮されて、滞留半時間ほど。

駅から旧駅の観光案内所への弾丸往復

に甘んじたが、これも幸。これも旅。

室蘭のジャーニーへの思慕がお土産だ。
















































































































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アクセス:

母恋:

室蘭本線・東室蘭駅より室蘭行で10分


*青春18きっぷ

https://seisyun.tabiris.com

https://ja.wikipedia.org/wiki/青春18きっぷ

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2022/08/03

列島 小景 ③「倶知安・ニセコ」ノスタルジー

この秋、鉄道開業150周年を迎える矢先、

かまびすしくなった地方ローカル線の

廃線ニュースに心が痛む。内地ではさほど

話題にならないが、とりわけ北海道は

かまびすしく取り沙汰されてきて久しい。


札幌一極集中という北海道の姿の中で、

道内きっての動脈で函館と旭川を結んで

きた函館本線。2030年に開業される

新幹線の札幌延伸に伴って「山線」の

小樽(余市)–長万部間は廃止同然なのだ。


もとより鉄分の薄〜い輩ではあるが、

ならば出陣!と後ろ髪を引かれた小樽を

早朝に発ち、ニッカのメッカ・余市を

かすめて、かつて桜行脚で足繁く通った

倶知安、そしてニセコを強制的に訪ねた。


□倶知安に降り立つや、ここは函館本線の

ホーム?か、新幹線のホームなのか?

の錯覚に陥り、ここって何処?ワタシは

誰?みたい白濁した目と無いアタマが

ぐるぐる廻る。ようやくモタモタと歩行

して、ほうほうのテイで駅前に出るや、

「新幹線倶知安駅早期開業」の巨大な

看板がデーンと聳えて素浪人を睥睨する。

愛すべき倶知安の、惜別の滴もなき姿。


ロータリーの外れ・啄木の句*に慰められて

踵を返すと…“んゃちっく”と右書き!の

駅名標が寄る辺なき旅人を歓迎してくれる。

さらには国鉄チックな改札口に安堵して

上り「山線」に飛び乗ると何と満席である。

失うものへの愛惜の情の発露なのか否か。


*真夜中の 

倶知安駅に下りゆきし

女の鬢の古き痍あと

(歌集「一握の砂」収録)


□さて、ニセコである。パウダースノーの

聖地として海外から人気喝采のリゾートに

それらしき空気は駅の周辺には、ない。

オフシーズンとCovid-19禍を差し引いても

である。いずれは「ニセコ・バブル!」

と呼ばれる日も遠くないような気がする。

所詮、この世は雪より<マネーだから。


スキーには縁がなく、滑って転んで・・・

すってんころりんの人生の輩であるが、

懐かしくて新しいレトロなニセコ駅舎が

黙ったまま言っているような気がした。


○誉れある、ニセコ駅の変遷

真狩駅(1904/明治37年開業)→狩太駅

1906/明治39年)→ニセコ駅(1968/昭和43年)

国鉄(JR)では初めてカタカナ名のみ

で表記された後世に残る駅名である。



















(資料:時事通信社)






























































































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アクセス:

倶知安:小樽から函館本線で約80分

ニセコ:小樽から函館本線で17分

(函館から長万部経由でも可能です)


ニセコ駅前♨「綺羅の湯」源泉掛け流し

http://www16.plala.or.jp/kiranoyu/

0136-44-1100

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