2022/08/31

甲子園へのエール・ポカリスエットの広告

数少ない@甲子園に関わる投稿の中、

生業上、これだけは触れておこうと思う。

-----------------------------------------------------------

甲子園×広告といえば、球児にエールを送る

「ポカリスエット」のシリーズが浮かぶ。


とりわけ新聞広告は、記事の右横に載る

縦長のスペース(“エントツ”と呼ばれる)で、

高校野球ファンが前日の試合を紙面で

“見たり、読んだり、なぞったり”する際に、

視界に飛び込んでくる!(→画像参照)。

それを切り抜いては無作為に並べてみた。

〈*夏の選手権大会主催の朝日新聞上〉


背番号もない野球部の練習のひとコマを

女生徒(マネージャー?かしらん、それとも

新聞部?とか想像させながら)がカメラを

手に写真を撮りしながら、ふとつぶやく―。


上下に配した2葉の写真がいい。その間に

サンドウイッチのように挟まれた言葉*がいい。

甲子園という夏の風物誌のまぎれもない、

青春譜だ。毎年、注目してはいたが、今夏

2022年バージョンはこなれて極みを見た

思いがする。そして、早くも来夏を楽しみに

するファンが列島の津々浦々にきっといる。


(*この投稿では、文字が明瞭に見えないので、

とりわけ3点ほど上げておこう=私的ベスト)

         ↓

「レギュラーのやつ撮れよ」と言われた。

 そういうことじゃないのに。


・最高の瞬間はなかなか撮れない。

 私も一緒に笑っているから。


グラウンドに倒れ込んでも、

 帰り道で復活するのが野球部です。

 

                                    (掲出画像は順不同です)


画像

    ↑女子マネジャーを切り取った写真がすごく新鮮!

 なんだか記事とマッチして見えるけど、偶然でしょうか。              

_________________________________

フェイスブックでも投稿しています

https://www.facebook.com/petekobayashi

           

2022/08/27

『日本一からの招待』・仙台育英"V"賛歌

「青春って、すごく密」の意表をついた

よもやの優勝メッセージが監督から発信され、

日本列島を感動の渦で包み込んでいる。


球児だけでない、オール高校生へのエールに

満ちた一言は、野球という垣根を越えて、

この国の新時代のフォースになるかも知れない。


さらには『日本一からの招待』:日本一を

取りにいくのではなく、心技体で日本一から

招かれるようなチームを目指す、という

言葉のレトリックを超えたようなスローガンに

弛緩した身体はおののき目眩を覚えている。


◎過去に3度決勝で涙を飲んだ仙台育英だけに

観戦してきた幾多の試合が脳裏を巡るが、

17年夏、劇的な逆転サヨナラで大阪桐蔭を

破り8強入りした試合が今もハートを焦がす。

夕陽と暗雲の中、3塁側アルプスの金網に

張り付いて歓声を上げた日がまざまざと甦る。


◎東北勢に転じて記録をひもとけば、春夏を

通じて12回ほど決勝の舞台に臨むも、すべて

敗れ準優勝に甘んじた。今夏、重い100年の

扉をようやく開けて「白河の関*」の呪縛も

解かれたが、21世紀になってからは、どこが

優勝しても不思議でないレベルと感じていた。


*2004~5年と連続、北の大地の駒大苫小牧が、

白河の上空~北海道へ優勝旗を翻した年は、

天にも昇る気持ちになり、翌2006年の

早実との引き分け再試合に天を仰いだのだが、

東北の民の気持ちを慮らずにおられず、

夏ごとに長らく仮借の念を抱いたままだった。



………………………………………………………

     甲子園・東北勢の春夏決勝戦績


1915年夏 ● 秋田中   1–2 ○京都二中

1969年夏 ● 三沢      2–4 ○松山商業

1971年夏 ● 磐城      0–1  ○桐蔭学園

1989年夏 ●仙台育英 0–2  ○  帝京

2001年春 ●仙台育英 6–7  ○常総学院

2003年夏 ●   東北  2–4  ○常総学院

2009年春 ● 花巻東   0–1  ○  清峰

2011年夏 ●光星学院 0–11 ○ 日大三

2012年春 ●光星学院 3–7  ○大阪桐蔭

2012年夏 ●光星学院 0–3  ○大阪桐蔭

2015年夏 ●仙台育英 6-10 ○東海大相模

2018年夏 ● 金足農   2-13 ○大阪桐蔭

2022年夏 仙台育英 8-1   下関国際

………………………………………………………


遙か彼方にダイヤモンドが霞む外野席から、

スコアボードとアルプス応援席に目を遣ると、

先ず瞼に浮かんだのは、被災した地域に

住まわれる方々である。2011年3月11日来、

すでに11年数ヶ月もの間、東日本大震災と

東京電力福島第一原発事故から日夜、復興を

遂げようと奮闘されている方々に、感動と

励ましのエールが届いていますように——


大会歌♪「栄冠は君に輝く」を口ずさみ

ながら手を合わせる。若人の純朴で真摯な

息吹こそ大きな活力の源になるのだから…。






































































































((備考:選手は“新幹線”で決勝翌日に帰仙。

下僕は“青春18きっぷ”を10回乗り継ぎ、

日付をまたいで帰京也。(アップ遅刻の弁))


_________________________________

フェイスブックでも投稿しています

https://www.facebook.com/petekobayashi

2022/08/25

甲子園よ、ゼニ儲けに走ってどこへ行く?

今まではあえて触れてこなかったが、

今夏の甲子園入場料金には、さらに言えば、

近年の度重なる大幅値上げに目を疑った。

このBlogでも触れないわけにはいかない。

____________________________________


◎2022年/第104回大会入場料金(大人)


バックネット裏:4,200円 (2,800円)

一・三塁内野席:3,700円 (2,000円)

アルプス応援席:1,400円 (800円)

外野席(指定席):1,000円 (500円)


*( )内は2018年~2021年の料金

_____________________________________


ちなみに2018年の値上げを振り返ると、


◎2018年~2021年(第100回~103回大会)


バックネット裏:2,800円 (2,000円)

一・三塁内野席:2,000円 (1,500円)

アルプス応援席:800円 (600円)

外野席(自由席):500円 (無料)


*( )内は~2017年以前の料金)

_____________________________________


高野連(日本高校野球連盟)という組織が

司る入場料金は、運営の根底を成すもので

アンタッチャブルな“聖域”とされてきた。

が、何と直近の4年間で2度!も敢行した

常軌を逸する値上げは、ファンのみならず、

世間の知見を無視したものとしか思えぬ。


ネット裏料金などは、えっ!プロ野球?

なの?と見まごう数字で、高校生の部活を

忘却かつ棚上げして、夏の風物詩である

甲子園人気に便乗のショー倍!でしかない。


そんなブツクサ感を抱え、通い連続48年の

今夏も甲子園に足が向いてしまった阿呆。

ネット販売に抗い、唯一、窓口で得られた

外野席券で準々決勝からの7試合を観戦。


その外野席といえば...地元のオジサンらが

浜風に涼みがてらステテコ姿で観戦する姿が

定番の如く見られたのだが、今夏は皆無。

それどころか、テレビには決して映らない!

またメディアでは報じない!球場の内外を

包む空気までもが盛り上がりに欠けている。


コロナ禍で3年ぶりの有観客!の影響とは

主催側の弁だが、ファン無視の大幅値上げが

常連のフトコロを直撃、ソッポを向かれた

ことは痛いほど肌で感じた。甲子園って、

そう、地元民の縁側みたいなパークなのだ。


来年は、さらにファンからすっぽかされる!

通い半世紀にならんとする私は見ている。


*大会本部発表:

((総入場者数は56万6,500人、

19年の84万1,000人から激減))


















































































_________________________________

フェイスブックでも投稿しています

https://www.facebook.com/petekobayashi


2022/08/11

列島 小景 ⑤ ノスタルジア「函館」

道北の「上川」エリアにある"東川"

振り出しにして、「後志」の"小樽"、

胆振」の"母恋"と南下して、いよいよ

道南の「渡島」エリアの"函館"である。


北海道のゲートウェイであり異国情緒

漂う函館は、長らくの間お世話に

なってきた。そう、春と秋のシーズン、

“桜”と“案山子”の追っかけ撮影である。


ハコダテ若葉マークから四半世紀に

なるのに、およそ観光とは縁がない輩。

函館山や五稜郭タワーに登った覚えも

なく、彷徨した月日が土地の記憶と

オブラートを重ねるように心中に在る。


そんな忘れじの函館には、この夏の

北紀行にかけて立ち寄った。夏に咲く

狂い桜や案山子ハンティングではない。

函館の薫りに満ち溢れた舶来バーと

定食・居酒屋のかぐわしき梯子である。


止まり木に説明はヤボというもので、

画像からの想像に委ねるとしておこう。

ご興味ある方は、グーグル先生etcに

お尋ねされるのをオススメいたします。

店の名は「杉の子」「大黒亭」です。


ま、函館酒場立ち寄りの余録として、

道すがらでスナップした写真を載せて

おこう。函館駅までの途、道すがら

急ぎ足で撮ったもので、それ以上でも

以下でもない、2022年夏、函館光景。















































































































______________________________________________________________























______________________________________________________________

_________________________________

フェイスブックでも投稿しています

https://www.facebook.com/petekobayashi