2021年~22年…掌をじっと見ても、
世の中をじっくりと見つめても、
ン年前よりも後退しているような、
否、カクジツに劣化している!
と思わざるを得ないこの国の姿。
年末恒例の回顧モノや年始恒例の
全面広告(きっと)より、8年前に
出合った手帳回りの“大賞”作品が
萎える心身に希望を与えてくれる。
・・・“どうかよいお年を”・・・
(Facebookからのシェアです)
2021年~22年…掌をじっと見ても、
世の中をじっくりと見つめても、
ン年前よりも後退しているような、
否、カクジツに劣化している!
と思わざるを得ないこの国の姿。
年末恒例の回顧モノや年始恒例の
全面広告(きっと)より、8年前に
出合った手帳回りの“大賞”作品が
萎える心身に希望を与えてくれる。
・・・“どうかよいお年を”・・・
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この10年余、始発の電車によく乗る。
北紀行、そう北東への撮影行のためだ。
そんな師走の早朝、NYサブウエイが
そこひ明けの我がマナコを直撃した。
夢か幻か、赤白のメトロに乗ったのに、
車内はマンホールもモミの木も…NY!
ホワイトクリスマスNY!クロスビーの
音色まで聞こえるかの凜とした冷気の中、
不可思議は、乗客の眠りこけているか、
掌に首ったけの、外界に目もくれぬ光景。
(*画面では表示を避けております)
破天荒な広告ジャックをもってしても
無効果・ヌカに釘の現象はさりとて、
いみじくも日ごろから痛いほど感じる
この国の、自分以外の外界・他者に
無頓着でいられる時代性の表出である。
NY行ならぬ北東行の在来線に乗っても、
無重力のような虚脱感が、眼内から
体内のそこかしこへ螺旋のように巡る。
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桜の名所として名高い福島県・浜通りの
夜ノ森「まち灯り 2021」を訪ねる。
今も解除されてない「帰還困難地域」が
バリケードの向こうに茫洋と広がる。
春の桜では、この2~3年息せき切って
呼び寄せられたように訪ねてきているが、
この季節は初。逢魔が時タイムから
漆黒の闇夜に至るまで、桜並木を灯す
地域のイルミネーションがとても美しい。
((画像7・ポスター参照))
12/31(金)の20時まで。夜ノ森駅からも
至近なのでお近くに行かれる方はぜひ。
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ボーッとしていたら、暦はもう師走である。
そうそう、各地の「かかしコンクール」を見るたび、
日本人のコンクール好き!を思わずにいられない。
東京の下町・深川の「かかしコンクール」は、
その典型だろう。800mに及ぶ資料館通り商店街に
ゆうに百体を超える「かかし」がひしめき、
その年の世相を競い合う恒例のコンクールなのだ。
どこか似たり寄ったりのかかしたち、と思いきや、
オリンピック・コロナをやっつけろ・渋沢栄一
の3テーマが設けられて、とのこと。(自由部門も)
なんだかTVのワイドショーの街歩きみたいで、
そういえば、昨年も一昨年もそうであった。
素朴な疑問 ①かかし作りの創作意欲をそがないか。
②いったい関係者以外が見物に行くものだろうか。
万物流転の世。列島に増殖するコンクールも、
“歌は世に連れ”ではないけれど、一転して、
下火になって霧散していく気もしないではない。
花眼の輩、心惹かれたのは、電信柱に括られた
風車のような“かかし”である。(画像9/10)
地方の田畑でよく見られる“かかし”の代用で、
そう、りっぱに鳥獣除けとなるシロモノである。
思わずマスクを外し、呟いてみた。「金賞!」
全国の案山子、161体が載っています
★もっと見る!☞ https://bit.ly/3FpFstS
「ピート小林と歩くこころの日本遺産 案山子」
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