2023/12/31

2024年〜いい年になる予感。Baccarat

今夏以来、しばし投稿未満だった小トピック

「広告のある光景」。――広告そのものが

価値を失ったかの如く衰退の一途、どころか、

もはや“敵”呼ばわりまでされる世の中で、

この秋も、気になるステキな広告に出逢った。


Baccarat(バカラ)である。秋~冬のシーズン、

贈答需要も見込んで、近年では積極的に

新聞の1ページ大で広告を出しているので

見覚えのある方もきっと少なくないだろう。


仏蘭西のクリスタルでもラグジュアリーな

ブランドとしての地位を名実ともに確立。

日本でも毎年の新作を心待ちにしるファンも

少なくない。朝、新聞のBaccarat広告に

接すると、一日中ハミングしたくなるような

雰囲気が漂ってくる。~いい年になる予感。



























 






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2023/12/30

磯崎新・建築巡礼 in 九州 ③北九州立文学館ほか

巡礼3日目、別府駅朝イチ5時46分発の

上り列車に駆け込み、一路、小倉へと北上。

無粋なシンカンセンなぞ走らぬ日豊本線、

かつ特急ソニックetcにも無縁な18きっぱー*、

朝日を大窓フルスクリーンに浴びて走る!

九州特有の車輌と車窓が地の醍醐味である。


小倉駅、9時32分着。北九州の建築巡礼を

計ったような時間帯。直ぐさま観光案内所に

飛び込んで一連のアクセス情報を得るや、

脱兎の如く“にわか小倉お上りさん”になる。


めざす磯崎建築群**の3物件は公園の一角?

資料のマップ上は連続する?建物のようだが、

余所者には分かり難く、とにかく現場へ!

市内の路線バスに飛び乗って、あてずっぽに

降りて、あとは現地に吹く風まかせにする。


外れるとも当たるとも遠からず?だったが、

連なるカマボコのようなアーチ状の屋根が

瞬時に目を射った。順路として道すがら手前

の図書館に入るもカメラを向け難くターン、

文学館に身を翻す。Xmasデコレーションを

はじめメルヘンな薫りに包み込まれた館内、

受付レディと師走の世間話に興じながら、

磯崎新建築の"小倉的な粋"を感じ得た(かな)。


((このミニ・ルポは2022年12月28日に

逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、

追悼の念で綴らせていただくものです))


*「青春18きっぷ」のヘビーユーザー


**北九州市立中央図書館

**北九州市立子ども図書館

**北九州市立文学館

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(December 10, 2023)

①北九州立文学館/中央図書館・子ども図書館









































































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2023/12/29

磯崎新・建築巡礼 in 九州 ②別府ビーコンプラザ

別府といえば、「ビーコンプラザ」である。

先ずは、高所の“かがり火・灯台”の“Beacon”に

ちなんだ「ビーコンタワー」(現地での名称は、

なぜか「グローバルタワー」)に“お上りさん”する。


ト書き:「大分出身の世界的建築家・磯崎新氏の

設計による「ビーコンプラザ」のシンボルタワー。

2本の支柱と弧状の柱がユニークなデザインで

高さ100mのガラス箱風の展望台から別府市内を

一望できて「日本夜景遺産」にも認定。(概要)


銘板に偽り非ず、さては磯崎新建築マジックか!

近ごろ“高所恐怖症”気味という困った持病(w)も

霧散、景色も堪能。天にも昇る気持ちというか、

取り越しの苦労の憂慮だった。宙を飛べない!

どころか木登りもジャンプ能力も急降下する輩に

格別の別府ビュー!を天は恵んでくださった。


余韻に浸りながら母体の「ビーコンプラザ」へ。

1995年竣工と聞き、またプラザなる名称から

ソニープラザ(TYO)、プラザホテル(OSA)などの

邪推な連想も一瞬、脳内を浮遊しかけたが(w)、

杞憂だった。飛び込みの輩にスタッフがご案内

下さったコンベンションホールetc.は紛れもなく

叡智の結集。逸る足と時を止めしばし魅入る。


別府エリアは、ラクテンチや城島高原をはじめ、

九州桜撮影でよく訪ねた地。ビーコン地区は、

米国ボストンの高級住宅地“ビーコンヒル”にも

似た落ち着いた佇まい。戯れに、おちょっかいを

したくなり、ガッコで習ったまま一生行かぬ!

「ピサの斜塔」と好物の「ベーコンピザ」とを

掛け合わせ“ベーコンピザの斜塔”と勝手気ままに

独りで繰り返し呼んだり――ソロ浮浪路の愉悦。


((このミニ・ルポは2022年12月28日に

逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、

追悼の念で綴らせていただくものです))


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(December 9, 2023)

③ビーコンプラザ(&タワー)

別府市山の手町






































































































 






























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2023/12/28

磯崎新・建築巡礼 in 九州①大分・岩田学園 /アートプラザ

世界はもとより日本各地で観られる

磯崎新の建築群。期せずして大分

から北九州にて触れる恵みに預かる。

手にしたアート雑誌*での特集号を

唯一の道標にして、草臥れた躯にムチ

を打ちながら、エリアに点在する

10の建築をやゝ駆け足ながらも訪問。


移動は、桜・甲子園・案山子の行脚と

同様、もっぱら地域の公共交通機関。

大分3カ所、別府1カ所、北九州6カ所、

地図とにらめっこして最短コースを

バス、鉄道、++健脚テクシーで巡る。


建築には凡そ門外漢の輩、何ら知識を

持ち合わせず、さながら幼稚園児の

遠足のようなウキウキ”感に包まれて、

限定的な時間ながらも世界知の巨人・

「磯崎新」建築の粋に触れられた僥倖。


((このミニ・ルポは2022年12月28日に

逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、

追悼の念で綴らせていただくものです))

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(December 8, 2023)

①岩田学園

岩田中学校・高等学校

大分市岩田町


















































②アートプラザ

大分市荷揚町































































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