2013/05/12

みちのく桜紀行2013 ㉒弘前公園の修学旅行生の眩しく

桜の弘前城の究極ショットは、修学旅行生の記念写真!?

クラシックなお城と日本の象徴である桜に、
可視化できる青春のシンボル学生服、セーラー服は、
昭和ニッポン人の涙腺をくすぐってやまない。

ここ20年近くの間、弘前城と桜の取り合わせ光景は、
無意識のなかに見てきたが、この借景に映える
ベスト被写体は、修学旅行生の集合写真をおいてない。
ということを、デクノボーもようやく気づいた。

写真屋さんがショーバイをするお立ち台に、
修学旅行生がイソイソと並んで、記念写真に収まる。
世に学校があるかぎり、修学旅行がある限り、
この国でつつがなく繰り返されるシーンだろう。

なかんずく、ノスタルジジィたる輩は、
整列から写真に撮られるまでのほんの10秒ほどの、
シークエンスに目と心を奪われてしまう。
それは、アルバムという額縁にはめられる
案山子みたいな修学旅行"顔"でない、
そう、「ハイ、パチリ」をされる直前までの、
てんでにバラバラに出る仕草であり、ハイライトなのだ。

列島の津々浦々で様々な高校生の生態を見てきているが、
いわゆる"ケ"の日常から"ハレ"の非日常の儀式へ
移行する間の、スッピンとは言わずも素面の姿と所作。
そんな抱きしめたいような時間に気づくのは、
いつだって人生というものが前でなく、後ろに流れてから、
いうことが相まって、この光景がひたすら眩しいのだ。

連写なんぞ出来っこないスマホ携帯で撮ってみたが、
いずれも表情が分かりにくくて、ご容赦です。
(ちなみにブログの投稿写真は、すべて同じ携帯からデス)

桜の弘前は、写真の学校でもある。




























*公共交通機関
奥羽本線弘前駅前より100円循環バス、直行シャトルバス、
路線バスなどで約15分。徒歩の場合は約30分。

☆いつかの弘前桜旅のお供に...
「にっぽんお宝桜撮影行」(エイ文庫)
http://p.tl/Ywao

☆ピート小林と歩くこころの日本遺産「桜」


(日刊スポーツ・アーカイブ)
http://p.tl/gLuy

◉2011年「被災地の桜」27点が見られます。
→http://p.tl/3rYt
「日刊スポーツ」アーカイブ
__________________
*フェイスブックでも投稿しています
______________________________________________________
★Welcome to the bar「B」@赤坂/木曜・金曜に勤務しています

0 件のコメント: