2013/05/17

みちのく桜紀行2013 ㉗弘前公園から世界遺産の富士を眺めて

その美しい山容で世界遺産に選ばれることになって、
恥ずかしいのか、ずっと顔を出さなかった「津軽富士*」が
滞在のラストデーにやっと顔を見せてくれた。

呑み屋で「津軽富士の世界遺産、オメデトウ!」
と杯を高く上げたのに、くだらないオヤジギャグに
響いたのか?おいそれと誰もノッてこない。

じょっぱりな津軽人には、津軽富士こそ日本一美しい山。
それは自慢の種で、本家の富士山を「駿河岩木」と
呼んでもらいたい思いもあるほどで、天晴れな矜持である。

残雪を頂きに、神々しいばかりの霊峰・津軽富士。
津軽民謡「津軽じょんがら節」の中でも謡われている。

♪あ〜、富士に劣らぬ津軽のお山、
お山眺めてお城の花見、仰ぐ天守は桜の中よ

かように愛着は尋常でなく、弘前の桜は津軽富士と
セットで写真にならないと片手落ち...
ようやく弘前7日目の夕陽が落ちるころ、
天守閣には登れずで、背伸びしての撮影である。

◯◯富士と名付く"郷土富士"なる名峰は、
本邦のみならず海外も含めて350以上もあるというから、
富士山もビックリの富士好きな日本人である。

この際、本家本元の富士山だけでなく、
すべての富士が世界遺産の名誉を受けたらいいのに、
とフトドキモンは不謹慎に思ってしまう。次第。

*津軽富士は愛称・異称で、岩木山が正式名称。
よって、おカタいタイトルなら、さしずめ
「我がこころの世界遺産・津軽富士と弘前の桜」。


















*公共交通機関

奥羽本線弘前駅前より100円循環バス、直行シャトルバス、
路線バスなどで約15分。徒歩の場合は約30分。

☆いつかの弘前桜旅のお供に...
「にっぽんお宝桜撮影行」(エイ文庫)
http://p.tl/Ywao

☆ピート小林と歩くこころの日本遺産「桜」

(日刊スポーツ・アーカイブ)
http://p.tl/gLuy

◉2011年「被災地の桜」27点が見られます。
→http://p.tl/3rYt
「日刊スポーツ」アーカイブ
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