岩手の気仙地区・大船渡BRTバス停駅から
「防災観光交流センター」へと向かえば、
人待ち顔したストリートピアノがポツンと。
空港ピアノ、駅ピアノをあげるまでもなく、
街角で誰でも自由に弾けるピアノを目にする。
鹿児島県・鹿屋市から昨年に寄贈されて、
東北被災地では南三陸、名取に次いでらしい。
大船渡は、センバツのアルプス席に大漁旗が
轟いた記憶も手伝って(1984年/第59回ベスト4)
折に通う地だが、“いらっしゃいませ”の方言
“キャッセン”を冠した「KYASSEN大船渡」に、
ニュー大船渡の姿がすっくと立ち昇っている。
この歳末…あのピアノから、再生の音色が
大船渡の町中に弾んで、きっと轟いている♬