2023/10/31

(余録) シモキタ“とか”の先に案山子が…笑笑ww

((自ら宣っておきながら、約束を反故にする。

そんな輩を呆れて...余録1本のお目汚しを))


京王井の頭線の車窓から望める案山子として、

長らく乗客の目を潤してきた駒場の案山子。


一刻も早くハローウインの渋谷に行きたい!?

至近の最寄りの駅で降りて、案山子クンを

見物するニンゲンに会ったことなどは…無い。


かくして、朴念仁のヘンチクリンの輩のみが

毎年、唯一のギャラリー。が、敢えて言うなら、

実りの秋を迎える目前!のケンネル田んぼに、

一体とて案山子がいない!本末転倒。近隣の

小学校の学芸会と化して久しいのだ。ザンネン


ついでに言えば、かの電車の車窓アナウンスが

「シモキタ“とか”にお降りのかたは~~~」

と言っていて、マジで我が耳を疑ってしまった。

嗚呼。案山子に聞こえたら何と言うのだろう?


お時間の許す方は、次は、旭川とか...仙台とか...

天王寺とか...松山とか...博多とか...ご当地の駅名に

“シモキタとか”を置き換えて言ってみてください。 




















































































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2023/10/26

絶滅危惧?の案山子...好評のアーカイブから抜粋 ③

ラストは、ザ・ユニークなスケアクロウ。

そもそも案山子の少ない北海道の地で、

さしたる期待もせず、道南・函館エリアの

田畑を歩いていたらヌッとばかり現れた。


ナニコレ?と一瞬にして釘付けになる。

作り手の内懷の叫びをオブラードに包んだ

姿絵であり、お見事なサブカルチャー。


こんなスケアクロウ案山子、見たことない。 

これからも...。きっと世界中を探しても。




























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2023/10/24

絶滅危惧?の案山子...好評のアーカイブから抜粋 ②

さて、2番バッターは、魔女の宅急便!

と見まごう、宙飛ぶ案山子にしてみよう。


ところは、彩の国・埼玉県ときがわ町の

知る人ぞ知る!ヒミツの案山子スポット。

発見したのは陽がまだ高く中天にある

時間だったので、日没の頃合いまで待つ。


ナニゴトも“待つことを疎んじる”時代、

コスパどころか世のタイパに抗って、

案山子に持久することの大切さを教えて

もらって、一挙両得。案山子に感謝! 















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2023/10/22

絶滅危惧?の案山子...好評のアーカイブから抜粋 ①

2001年の夏、郡上八幡・徹夜踊りへの途、

ひょんなことで案山子に遭遇して以来、

案山子よ何処に?と...トボトボ東奔西走。

ばってん、年々歳々、絶滅危惧の恐れ増大、

限りなくゼロに近づく前に、Blog上から

厳選、アーカイブにて再度お目にかけよう。


実りの秋、お目もじ頂ければ案山子も

望外の幸せ!と首を揃えて言ってオリマス。




























↑福島県伊具郡丸森町「石羽古碑街道かかし祭り」

*NHK「おはよう日本」でカカシニストとして放映されました。


★ 2013/10/18 投稿分

http://petekobayashi.blogspot.com/2013/10/blog-post_18.html


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2023/10/17

夏の残照、その弐:外房・御宿

【その弐:御宿】


御宿といえば、海女と童謡「月の沙漠」で

その名を知られるが、学生の頃合いに、

仲間と民家を借りて過ごした夏を思い出す。


かの地を再訪したくなってイソイソと

内房線に乗り込み、記憶をまさぐっている

うちに懐かしの御宿だ。あの夏の日々の

よすがは望むべくもないが、海辺への途の

そこかしこに記憶をまさぐるものがあり、

心なしか、そう足どりがスキップしている。


“Amigo Onjuku”サボテン看板の向こうに

カーテンを開いたようにパッと広がる海辺。

ン10年前と変わらぬ白い弓状のビーチが

視界オーバーでどこまでも。目を射るのは、

カラフルな6色の文字。その名もズバリ、

“ONJUKU”と印されたインスタレーション!


“インスタ”映え狙いで設置したのだろう(w)、

“Welcome to Onjuku”としないところが、

潔くていい。ふと御宿の矜持に感じ入った。

絶妙の高さのステージ上のロゴオブジェは

“ザ・フォトジェニック御宿”と呼びたく、

不意にモニュメントに遭遇したオドロキは

御宿詣のハイライトであり、ご褒美かも?


帰路、ふと目に留まった川沿いの一輪桜は、

十月桜だろうか。紫色のアサガオといい、

外房の小さな町からの特別お土産になった。


ブラボー、アミーゴ! Onjuku!













































































































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2023/10/14

鉄道の日と「鉄道愛」展@K*MoPA (〜9/24)

きょう10月14日は「鉄道の日」だそうだ。

1872(明治5)年の10月14日、新橋~横浜間に

日本最初の鉄道が開通、記念日が制定されて

…ということをTVのニュース放映で見て、

そういえば!という程度の鉄分薄い輩である。


そのくせ、列島津々浦々の流浪には長い間

まんず鉄道の世話になってきた!!という

“恩知らず”の由、少しでもベンキョーせねば、

と奮い立って過日、八ヶ岳南麓まで出かけた。


「清里フォトアートミュージアム」(K*MoPA)

での企画展「鉄道愛」(For the lover of Trains)

が行き先である。(9/24終了デス/ご容赦)

もはや懐かしの響きがある小海線清里駅から

その名も愉しげな「ピクニックバス」に揺られ、

標高1,000m地点に立つ写真専門の美術館へ。

((お上りさん!...アクセスの関係上、最寄りの

バス停からの行き来は、有り難くもKMoPA

スタッフのお迎えを頂いたことを特記する))


展示は、洋の東西の鉄道写真のパイオニアから、

ねこ鉄、鉄道ジオラマまでめくるめく鉄道愛

あふれる内容で大いにベンキョーに。感謝!


↓画像は清里駅前の機関車光景とポスター


様子は、K*MoPAのサイトをご覧ください

https://www.kmopa.com/「鉄道愛」展/










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2023/10/09

夏の残照、その壱:湘南・大磯

つい先ごろまで、暑~~い!と宣っていたのに、

潮が引く如く酷暑が去ると、夏がいとおしくなる。

この未練がましさに失笑しつゝ、夏のシッポを

捉まえたくなったのか、湘南と外房を行き来する。

まんず焦点を定めないと茫洋とするタチなので、

湘南は大磯、房総は御宿に!と根拠もなく定めた。


【その壱:大磯】


“湘南発祥の地”と、まことしやかに伝わる大磯。

今まで縁もゆかりもない遠い存在であったが、

モノのはずみでこの夏、重ねて訪ねることになる。

お初は――過日、小田原で作家・川崎長太郎の

縁を見つけ損ねるや、なぜか大磯駅に降り立って

五里霧中で西方に歩いた。ほどなく漆黒の夕闇。


そして再び――徒労の挽回にと晩夏の昼下がり、

観光案内所に飛び込んでマップを頂戴するや、

一目散に海を望む砂浜に駆けつける。ユーメイな

大磯プリンスとか何たらビーチやらとは真逆の

海辺の様相。ばってん、私にはおあつらえ向きだ。


『日の名残り』(カズオ・イシグロ)ではないが、

夏の名残りをいと惜しむのには絶好のスポットで、

係留された物体が、そこかしこで景色をつくる。

目を射った川崎長太郎風のトタン小屋に棲息する

誘いに駆られる僥倖。帰路、大磯レジャー客の

黄色い声が車内に響いて、ほどなく夜の帳が巷に。















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