このご時世に知れ渡って、トンデモ狭き門。
お上の、無策としか言えぬ貧困住宅政策を映して、
入居できる確率がほとんど"宝くじ並み"の中、
すんでのところで綱渡りをするようにネグラを得る。
同じURでも、首都圏のきわめて非合理的で
把握のしようがない募集の仕組みは、
関西エリアの合理的でオープンな分かりやすさとは、
関西弁と東京弁の違い以上で、雲泥の差!
同じ日本の中でかくも違う、東と西の社会の
有り様の差に業を煮やし、窓口で叫び続けたことか。
ことの詳細は、月日をあらためて綴りたい。
辿り着いた在処は、あの高度成長時代の文化住宅(?)
のはずも、歳月の波に洗われたのか、
ゴーストタウンならぬゴースト団地と言えようか。
ひところ昭和レトロ高層団地が、いま流行りの
"工場夜景ツアー"のようにもてはやされたが、
そんな雰囲気のかけらもなく、昭和40(1965)年前後に
建てられた団地にもブランド格差があると知る。
引き続き、ノーコン(ノーエアコン、ノーガスコンロ)だが、
なに、幸いなことに扇風機と湯たんぽがある。
雨風をしのげる屋根がついて、窓もあって何を望まん!
「裸にて 生まれてきたに なに不足」 (一茶)
ちなみに愚にもつかぬ大荷物、ダンボール100個の移動は、
前回に惚れ込んだ「アクティブ感動引っ越しセンター」。
手際よさとリーゾナブルさは,天下一品である。
(ぜひ、お試しあれ。そのために引っ越しするのもアリ!)
詳細→http://goo.gl/Uhnn5p
引っ越し直後、"パソコンラン"に陥って、
不露愚やフェイスブックの復活まで30日以上、
ポカ〜ンとダンボールの富士山を眺めている。
*住人が部屋の中で死亡した物件を、
UR公団は「特別募集住宅」なる名で扱っている。
賃料が1年間半額、住宅弱者のセーフティネット
というべきもので応募が殺到している。
(8月27日付投稿に詳報)
★Web「R25」での特集→http://p.tl/DiG1
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