Rumベースの「Mojito*」(モヒート)人気は、
一過性のブームを超えて続いているが、
今は昔の1970年代、まだモヒートは登場せずだった。
男の夢と海の匂いがするRum(ラム)は、
タイプも多彩で、人間に喩えれば多芸多才というべきか。
風味によって、ライト、ミディアム、ヘビー、
色によって、ホワイト(シルバー)、ゴールド、ダーク、
といった具合に、それぞれ3タイプに分類される。
そんなラム・ベースのカクテルといえば、
ご存知、ショート・カクテルの「Daiquiri」(ダイキリ)と、
「フローズン・ダイキリ」がゆるぎなき両雄だが、
昼な夜なに流行った「Mai Tai*」(マイタイ)と
「Planters' Punch」(プランターズ・パンチ)を忘れ得ない。
シルバー・ラムのBacardiとダーク・ラムのMyers's 、
そしてデメラマ・ラムのLemon Hartの3銘酒と
多様のジュース類で設える彩りも豊かな一杯のグラスが、
70年代のサンフランシスコをカリブ色に染め上げた。
*掲載の写真は、制作・編集にあたった
「THE SUNTORY COCKTAIL BOOK」 より
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★Welcome to the bar「B」@赤坂/金曜のみの勤務となりました
*東京で2番目に美味しいと評判の「モヒート」をぜひどうぞ