白モノから琥珀色へ。といっても家電にあらず、
boose(アルコール・酒類)の世界である。
まずは、いわずと知れたBourbon(バーボン)。
日本では80年代にブームを迎えて、
今ではいわゆる高級バーボンが好まれるようだが、
70年代初期の本国のそれは素朴なものだった。
ストレート・バーボン・ウイスキー、テネシー・ウイスキー、
ボンデッド・ウイスキー、ストレート・ライ・ウイスキー、
そして(古来)バーボンベースだったリキュールの
サザン・カンフォートまで、懐かしいラベルが行儀よく並ぶ。
どれも現在のラベルとは意匠を異にして、
まさに、あの頃のアメリカといった風情である。
(クイズ:紛れ込んだスコッチの1銘柄はどれでしょう?)
バーボン・ベースのカクテルといえば、
マティーニと人気を分ち、カクテルの女王と言われたマンハッタン*。
通常はスイート・ベルモットを使うのだが、
当時は、ドライ・ベルモットを使うドライ・マンハッタンが、
スコッチベースの「Rob Roy」(ロブロイ)と並ぶ人気ものだった。
もうひとつ、忘れじのドリンクとして、
「Old Fashioned**」(オールド・ファッションド)と
「Mint Julep」(ミント・ジュレップ)がある。
幸か不幸か、日本においては、名前が時代遅れなのか、
前者はさほど流通するもこともなく、
後者は「モヒート」人気に後退の一途のようだ。
*掲載写真は、バー「B」@ 赤坂の「マンハッタン」
**掲載写真は、制作・編集にあたった
「THE SUNTORY COCKTAIL BOOK」 より
*掲載写真(下から2番目)は、
バー「B」@ 赤坂の「マンハッタン」
**掲載写真(一番下)は、
「THE SUNTORY COCKTAIL BOOK」の
「オールド・ファッションド 」
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★Welcome to the bar「B」@赤坂/金曜のみの勤務となりました
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