波打ち際から200mという距離ながら、
児童全員が屋上に避難して助かった学校として、
語り草になっている、小学校である。
常磐線の亘理駅から、代行バスと徒歩で辿り着くと、
高かった午後の陽に雲が立ちこめている。
あの日の姿のままの校舎、廃車置場となった校庭。
海岸に対して垂直・横長に設計された校舎と、
頑丈な躯体は、誰が何時見ても分かるように粛然と在る。
山元町は、中浜小学校を震災遺構として保存する方向だという。
教室、体育館、バルコニー、、、黙して語ることは多い。
併設の坂元小学校で、震災を乗り越えて頑張っている
学童たちは、創意と工夫の毎日であるに違いない。
*公共交通機関は、常磐線・亘理駅から代行バスで約40分、
坂元駅下車、海岸に向かって徒歩約50分。
.......................................................................................................
*フェイスブックでも投稿しています
0 件のコメント:
コメントを投稿