UHB北海道文化放送で放映された「日本列島縦断十字架行進」。
宗谷岬でのゴール模様がスクリーンに映る中、
真っ黒に日焼けしたアーサー・ホーランドが登場。
魂のロックンローラーが機関銃のように放つメッセージに、
中野のホール小屋は爆笑と驚愕のウズと化した。
6ヶ月・3,300キロの道程で、元ヤクザ、入れ墨フォロワーをはじめ、
5歳の子どもから90歳のシニアまで、歩きながら濃い対話を
してきた老若男女の数は、およそ1,000人という。
そして1,000篇の小説になる!と続けるのも、そのサワリを
聞いただけでもオーバーには思えず、いちいち頷けるものだった。
父がアメリカ人、母が日本人という出自を持ち、
自らをハーフでなく"ダブル"と称し、独自の視座を放射するアーサー。
日本人がふだん気付かない、日本人が誇り得るべきところを
漱石、親鸞、法然らの古典を引用、腑に落ちるように解きほぐす。
世の流れに身を任せて生きるイマの日本人に耳の痛い警句は、
少なくとも日本と日本人を愛するからこそであって、
同時に、日本人が日本人性を失って一体どうする!?と
アイデンティティーの喪失を嘆く言葉が、ハートに突き刺さる。
トキメキから敢行した「列島縦断」もその一つなのだろう。
「使命」という言葉は命を使ってこそ...と、いとも事も無げに言う。
人生を真正面から切り込んで、挑戦を自らに果たし続ける、
アーサー・ホーランド。こんな"ますらお"、ちょっといない。
★月1のライブトークショー、次回は11/6(火)です。お見逃しなく。
▼アーサー・ホーランド公式サイト
http://arthur-hollands.com/
▼不良牧師アーサー・ホーランドのブログ
▼アーサー・ホーランド日本列島縦断十字架行進
*フェイスブックでも投稿しています
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