五能線の桜どころにトップを譲って、
まだ陽射しが残る午後の時間帯のうちに
弘前へUターン、時差出陣の弘前城だ。
史上最速の13日に満開(ソメイヨシノ)を
迎えた弘前公園へいそいそと足を運ぶ。
シンボルの外濠の桜は最早12~3分咲き、
言い換えれば2~3分散り。名物の花筏に
チラリと目を遣って、ヤエベニシダレが
満開を迎える天守閣を囲む本丸に移動。
ソメイがNGでもシダレが旬!と見ごろが
リレーされる弘前公園桜劇場舞台装置。
天空が群青色から黒闇に刻々と変化する
トワイライトと呼ばれる黄金の時間帯。
天守+桜の撮影ポジショニングを小刻みに
変えつゝ天空の表情を追うを豊穣な時間。
華美なライトアップなど必要としない!
弘前の桜は、そう、天からの贈り物なのだ。
通い28年、ひたすら生きている“桜花”に
我が魂は“生きる力”をもらって生きるのだ。
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