2023/04/04

麗しきソメイヨシノとヤマザクラ@岐阜

 関西圏から首都圏へ「東海道本線」で東進する。

桜の春では30余年、また甲子園の夏では40数年

お世話になってきた最も馴染みの路線だが、

乗り換えは、ざっと(野洲)、米原、大垣、豊橋、

浜松、(磐田)、(掛川)、(島田)、静岡、(興津)、

(富士)、沼津、(三島)、熱海、(小田原)…と

半ダースから1ダースほどの駅で乗・下車する。


世に言う鉄分の薄~い輩だが、夜間はともかく

“車窓”が楽しめてまるで飽きない。時間さえ

許せば贅沢に途中下車するのが最上の楽しみだが、

年イチの桜時季は誘われる駅が多くて悩ましい。

2023年春は“駅近桜”を目安に「岐阜」にした。


南口(加納口)から目と鼻の先、公園の緑地から

清水川沿いの桜プロムナードをそぞろ歩く。

幾分散り加減、俗に私が呼ぶ12~13分咲き!の

ソメイヨシノ、ヤマザクラのなんと麗しきこと。


岐阜県でいえば根尾谷・薄墨桜、高山・臥龍桜、

池田町・霞間ヶ渓…といった地の名だたる桜

を長く追いかけてきたが、近ごろは名もない桜を

ふと訪ねてはオーラをいただく歓びが愛おしい。



























































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