関東の平野部の桜が終演を迎えたら、
なるべく標高のある地に移動する。
桜は標高が100m高くなれば、開花は
2~3日遅れるのが通例であるからだ。
ささやかな経験則をもとに、久々に
箱根登山鉄道に揺られて箱根・強羅へ
行ってみた。すでに回復しつつある
インバウンド訪日客でエリア一体は
大賑わい。さながら外国のような気分。
日本最古のフランス式庭園とされる
「強羅公園」の桜はもとより、行き来
する坂道でも箱根ならではの桜*に
出会えたのは僥倖。そのまま帰るのは
モッタイナイので「彫刻の森美術館」
の外周をスタコラと歩いて桜採集した。
京都・奈良、富士・箱根、日光・鬼怒川
……訪日ツアーで人気の桜スポットに
足を運ぶのもわるくないような気がする。
ふだん見過ごしていた発見があるから。
*マメザクラ、ヤマザクラ、コヒガンザクラ、
オカメザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノ…
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