2014/05/05

洋館に桜似合うか似合わぬか(May 5, 14)[私的アーカイブ]

((※桜取材は銀塩カメラと旧型iPhoneしか携行せず、
Facebookへの投稿のみにつき、桜旅を終えた今、
あらためてWeblogを少しばかり綴っています。
もとより本人の覚え書きであり備忘録だが、
桜前線は来年〜も続くので、ご興味のある方は、
時間を巻き戻してお目汚しいただければ幸いです))
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洋館にもし桜が似合うとすれば、
ソメイヨシノとシダレザクラのどちらだろうか。
はたまた、どんな桜が似合うものか。
エキゾチックな函館でワタシも考えてみた。

遺愛学院、函館公園、カトリック元町教会、

旧函館区公会堂、元町公園、旧イギリス領事館...
そこかしこに点在する桜の洋館は
アタマの地図にインプットされているので、
点をつなぐように歩を進めていく。

よく言うように、函館の枕言葉は異国情緒。
この地に見る桜は西洋の生まれ?と思わせるほど、
なるほど函館の桜は、クラシックな佇まいの
西洋建築にことのほかよく似合う。
15年前の第一印象と同様、まるで進歩なき感想である。

道行く折々、路肩に腰を下ろしては、
さてソメイかシダレか...無いアタマをひねったが、
甲乙付けがたく、どちらも似つかわしい。
さらには八重咲きの里桜もヤマザクラだって、そう。
ホワイトからピンクにかけての濃淡の色合いが、
洋館の佇まいにごく自然にマッチしている。

幕末の開港以来、函館の地が歩んできた歴史が、
きっとそうさせているに違いない。
一介の訪問者が、こうして違和感のかけらもなく
桜を楽しめるのは、先人たちが流した
汗の結晶の賜にほかならないのではないか。

毎度お世話になる、函館柳小路の止まり木「S」で、

カンパリ麦酒とラム酒をノドに流し込み、
函館の桜の来し方・行く末に想いを巡らせた。


























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