ニッポンの隅々まであまねく浸透している、
春の風物詩を撮ってきておよそ20年。
被写体は「桜」の風姿だけにとどまらず、
桜にまつわるものみなに拡散する。
桜祭りの出店・露店から~桜マンホールまで、
多種多様な"桜物件"とでもいうもので、
「桜」撮影の合間を縫ってカメラに収める。
桜の風姿がそうであるように、
"桜物件"にも、お国柄とでもいうべき
風土の薫りや、土地の匂いが
染み付いていると、もうぞっこんで、
スッポンのように離れがたくなる。
投稿写真は、今年、2014年の桜股旅で
なかんずく出合った露店たちである。
多くは出し抜けに目に飛び込んできたのだが、
中には、訪ねるたびに撮る店もあって、
看板のオモテ・ウラを撮らせていただいたり。
ときに、列島の桜だより「桜前線」は、
先ごろ北海道の最東端・根室に届いた。
現在では、歯舞・珸瑶瑁(ごようまい)集落から
納沙布岬あたりに春を呼んでいるだろうか。
*写真上から、函館公園(2点)、松前公園(2点)、
弘前公園、青葉ヶ丘公園、松前町/Pete Kobayashi
*さまざまなメディアに「桜」関連を掲出してきましたが、
現在、以下の書籍、雑誌でお手にとってご覧いただけます。
『にっぽんお宝桜撮影行』(枻文庫)
『北海道さくら旅』(北海道新聞社)
『別HO』桜増刊5月号 (ぶらんとマガジン社)
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*フェイスブックでも投稿しています
https://www.facebook.com/petekobayashi
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