((※桜取材は銀塩カメラと旧型iPhoneしか携行せず、
Facebookへの投稿のみにつき、桜旅を終えた今、
あらためてWeblogを少しばかり綴っています。
Facebookへの投稿のみにつき、桜旅を終えた今、
あらためてWeblogを少しばかり綴っています。
もとより本人の覚え書きであり備忘録だが、
桜前線は来年〜も続くので、ご興味のある方は、
時間を巻き戻してお目汚しいただければ幸いです))桜前線は来年〜も続くので、ご興味のある方は、
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芦野公園の「さくらまつり」には、
津軽地方ならではの情念が漂う。
弘前から五能線と津軽鉄道に揺られて
桜の芦野公園駅に辿り着けば、
あたり一面に漂う津軽の匂いに包まれる。
駅と地続きの露店に貼られた
昭和然としたポスター、出店の佇まい...。
時代の時計がどれだけ進んでも、
変わることのない津軽の桜景色である。
別名「金木桜まつり」とあるように、
ファンなら誰もが知る金木町出身の作家・
太宰治が少年の頃によく遊んだという公園には、
ミニ動物園まであって昔日をいざなう。
もはや花見客もまばらな芦野湖畔。
小雨そぼ降る天空が明るみを帯びた頃合いに、
シダレザクラとオオシマザクラを
散り加減ながらも、そっとフィルムに収めた。
桜股旅人が幸の雫を覚えるのは、
土着といえる、こうした桜の原風景なのだ。
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