「絵になる」と言うけれど、「写真になる」とは言わない。
この「コラム絵」が雄弁に物語っている。
描かれた「相馬野馬追」を何とか見たかったが、
被災地巡礼と重なって、二兎は追えず。
で、来年こそ、と手帳に挟んで持ち帰った。(福島民報掲載)
相馬のサムライ夏の陣。404騎堂々の出陣...いいなあ。
「震災絵日記」のタイトルが示すように、東北の地で
3.11以降を絵にしたものを、主に新聞紙上
かなりの機会で触れてきたが、どれも感じ入って見てきた。
写真が生まれてから、たかだか170年。
昔の人は、絵さえあれば必要十分だったのだろう。
かつてないほど氾濫、モテ囃される写真だけど、
写真は、まだまだ絵に敵わないことを自覚すべき、か。
さて、相馬野馬追。聞くところによれば、
鉄路が寸断されたままなのに、震災前の一昨年を上回る
人出と賑わいだったようだ。昨年は縮小開催を
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