年々、発見するのがきわめて困難になってきている。 年々って、我が視力の相対的衰えもある!のだが、 甲子園が世間同様、のっぺらと平準化しているせいが大きい。 数年前から、段階的にレニューアルなるものを施して、 球場自体がツルツル・ピカピカになってしまった。 ニュー甲子園は、女性の高校野球ファンには評判もよく、 綺麗になったこと自体は結構なことだが、 培ってきた甲子園独特の匂いの嗅覚と、肌触りの触覚を 簡単に葬ってしまったのが、いとも残念である。 列島全体に見られる、無色無臭の"デオトラント日本"が とうとう甲子園の地まで及んでしまった、と言い含めたい。 そんな中、球場外にひっそりと置かれた写真の光景に 日々、釘付けになった。自転車のサドルから荷台にかけて、 施された出場チームを応援する日替わりのビラ! 「チャリ紙芝居応援メッセージ」と名付けて、 球場入り前、全方位からシャッターを押すのを日課とした。
掲出する写真は、すでに投稿したヒトコマだが、
ここに一挙にマトメて掲出することにする。
目を凝らして見ると、ヒトラーやら、毛沢東やら、
オバマらが登場するアナーキーな文言もあるが、これもご愛嬌。
「なつの甲子いく」で括られた登場校の応援メッセージは、
地方色豊かで、よく練られているひと言なのだ。
さて、来年は、第95回の記念大会となる。
第56回大会(1974年)から撮り溜めてきた、
往年の甲子園の私蔵版フォトをお目にかけるとしよう。
★甲子園―ジャパニーズドリーム!
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ピート小林と歩く「こころの日本遺産」
(日刊スポーツ・アーカイブ)
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