甲子園ナマ観戦には、携帯ラジオとガイド本を必携する。
毎年この時期に出る『甲子園』(W朝日別冊)と
『輝け甲子園の星』(日刊スポーツ出版)が双璧だろう。
甲子園開幕の直前に発売される『甲子園』は、
出場校の戦力データから見どころと大会史までを網羅する。
6月下旬に発売される『輝け甲子園の星』は、
OBを含めた輝く球児に密着取材した内容で知られ、
甲子園に向けて地方大会から盛り上がれる、マニア必携の一冊。
甲子園には魔物も棲めば、女神もいると言われる。
ベンチ入り18人の地方大会の打撃データと投手データは、
甲子園ではさほどアテにならないが、四球、犠打、盗塁、失策は、
よく言われるように当たりはずれが少なく、
ゲーム展開を読む上での礎になる。その上、1年、2年生が
ベンチ入りするのは並大抵のことでなく、
監督の選手起用のアヤも読み込めて、観戦中は目が離せない。
出身中学(都道府県)の掲出は、野球留学やスポーツ特待生の
有無を判断できる一助だが、これに親御さんが首っぴきか!?
監督の略歴と横顔も、前投稿(8/13付)と併せて
興味深いのだが、コメントは概ねよそ行きなので、要注意。
トップ写真は、ノスタルジジィにつき前掲ガイド本の95年版と98年版。
黄色く焼けたページをいま繰ると、特集の読み応えは、
高校野球がもっとも熱かったころだからか、現在の比ではない。
あの頃が走馬灯のように蘇り、しばしタイムスリップである。
もっと見る→http://p.tl/1bXc
ピート小林と歩く「こころの日本遺産」
(日刊スポーツ・アーカイブ)
0 件のコメント:
コメントを投稿