2012/08/02

鎮魂の町を歩く(vol.12)-3 相馬市松川浦1

福島県は浜通り、相馬・松川浦行きがようやく叶う。
ここ1週間の間、あろうことか2度続けてドジって、
図らずも投稿も滞って...3度目の正直である。
写真のバス路線図を発見したおかげである。 福島交通相馬営業所の待合室に貼られたものだが、 こうしたバス路線図ほど、余所者にとって心強いものはない。
ネットで引き出せるかというと、これが微妙で、
同様の路線図は皆無。パッと分かる一目瞭然にはほど遠く、
まだ次善のツールのようだ。時間の無駄になるので、
事前チェックせずに、まずは現地に行くのだ。
ネット社会に遅れている私の、ささやかな抵抗である(笑)。


ちなみに、バス車内の運転手席背面、あるいは窓上あたりに
アール状で掲出される路線図があるが、
世の中の分かりづらいものの代表というべき類いで、
これを読み込めるのはよほどのバスマニアだろう。
アナデジの使い分けは、かように難しい? 地図ついでに、もうひとつ。駅の構内外でよく見かける
電飾「ナビマップ」に表示される距離スケールには要注意!である。 今回、相馬駅にあるナビマップ上の距離を鵜呑みにしたら... いい加減で実寸距離の半分?かと思うほどの間引き表記。
観光促進の手段!かといぶかるほどで、道中であえなく日没、
遠足にはぐれた小学生みたいに泣きべそかいて(笑)、引き返した。 さて、路線図投稿写真の右上部、釣り竿のような形状の地を
「松川浦原釜循環線」が走る。業務用なのだろう、
通し番号のほか、有り難くもバス停間の距離まで記されている。
これが、めざず松川浦を循環するバス路線!
お上りさんの救世主となって、晴れて再びの乗客となった。



0 件のコメント: