せっかく来たからには、オケラでは帰れない。
Get the most out of it! (チャンスを最大限に!)の精神だ。
福島交通飯坂線で2つ目、「美術館図書館前」という、
ズバリすぎて!間違えようもない名の駅で下車。
桜でよく通った信夫山の麓がまるごと知のハコである。
「瀬戸正人展」バンコク・ハノイ・福島
出生地バンコク、母親の出身地ハノイ、青年期を過ごした福島を
切り取ったモノクロ作品が重層的に展示されている。
目を射ったのは、見えない放射性物質の可視化を試みた
連作の「Cesium-Cs」。東日本大震災、東電福島第一原発事故に
連なる悲劇の深層部分をレンズが捉えたもので、
「フクシマの今」が腑をえぐるように立ち現れてくる。
展の最終日、しかも終了前の30分だったが、
2日間のボランティア・ツアー体験を締めくくるのに
ふさわしく用意された「瀬戸正人展」。感謝。
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