ふだん、私がありつくエサといえば、
スーパーの閉店時に買いだめする「半額」セール。
レシートは受け取らないようにしている。
レジの方に"結構です"と無碍に断るのもナンなので、
「・・・食べられないからイイです!」と
ひと言を添えるのだが、お姉さんにせよ、ご婦人にせよ、
ほとんどの方がキャッキャと白い歯をこぼす。
「・・・ヤギさんになって食べちゃおうかな...」
なんてふうな会話に弾む日もあるので、まいど楽しい。
地方では、破顔一笑...会話のキッカケにもなって、
思わぬよしなごとが聞けたりするのだが、
都会では、一瞬、クスクスと半ば冷笑されるのがオチで、
すぐさまツンと業務の顔に戻られてしまう。
店員の方だって激務にも自ら言葉を発せられず、
かつストレスとタイクツの二重奏。
ならば、つかぬ言葉の一片で、もしやホッと出来て、
こちらも何かしら得られるかも...との思いで、
メーワクがる同行者がいない限り、実行している。
もはや滅多にしなくなった買いものでも、
ロボットがひたすら実用化されてくる世の中にあって、
血の通った人間の肉声をせめていとおしみたい。
*投稿写真は、たまさかメモ用紙になると思って
受け取ってしまったレシートと夕べのエサ、
そして、使ったことないポイントカード忘れの印です。
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*フェイスブックでも投稿しています
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