2014/02/26

女川町の七十七銀行跡地と津波訴訟判決...

大震災の津波によって12人が犠牲となった
東北最大の地方銀行である七十七銀行の女川支店。
遺族が銀行に賠償を求めた訴訟の判決が
25日にあって、請求が棄却されたとメディアは報じる。

津波の予見可能性について、仙台地裁はもっと広く認定すべき
だったのでは、との思いがこみ上げると同時に
願いも叶わなかった残された家族らの悲憤は察して余りある。

海から約100mの七十七銀行女川支店の建物(2013年春撤去)と
跡地は女川町を訪れるたびに目にしているが、
今も行方不明の8人のため「帰ってきた時の目印に」と
飾られたツリーや鉢植えの花に、目を焦がさずにいられようか。

人命優先より、企業倫理を優先するこの国の有様に
あれから3年近く経って....思いは塞ぐばかりである。



























写真上の横倒しの建物は「女川江島会館」
手前のツリー等が飾られたところが
「七十七銀行女川支店」跡地です
(いずれも約1ヶ月前に撮影したもの)

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