テーマパークや遊園地なるものには
ふだんは関心のかけらもないが、
桜が咲く遊園地にはなぜか惹かれる。
((その壱))
ふと電車内で広告ポスターを見かけて、
名前から興味のかけらどころか、
一生、行くのはあるまい!と思ってた
「よみうりランド」へGO!である。
著名な照明デザイナーがプロデュース
したという“Jewellumination”は、
相撲の“ワカタカカゲ”どころではない、
短い舌を噛んでしまってモグモグ。
目ン玉だってクラクラしっぱなしで、
昭和な「としまえん」が懐かしい。
めくるめく”ジュエルミネーション”
(イイのかしらん、外来語にヨワイので、
どなたかオセーテください!)は、
キレイを越えてアタマがクラクラ。
まあ、日が暮れる前、庭園ガーデンで
希少な“多摩緋桜”を拝めたのが戦果。
↑よみうりランド (3/31撮影)
((その弐))
世に鳴り響く「富士急ハイランド」
への3年越しの訪問が急きょ叶った。
ワケあって、富士の裾野に広がる
富士吉田の町と河口湖畔での桜狩を
まっとう、勇んでゲートに向かう。
「あの~、今日は下見に来たんデス」
おそるおそる口を開くと、不思議
がられるでもなくフリーパスである。
ザ・絶叫アトラクションは、乗るのと
見物するでは、天と地以上の差で
タダ見に来るヒトなぞ、いやしない。
高い空の下、水しぶきと羨むほど
無垢な嬌声が満開の桜にこだまする。
夕陽がスローモーションのように
遊園地と桜の園から西へ傾いていく。
もはや所在もなき異星人、早う、
月江寺のディープ西裏!へと急がん。
↑富士急ハイランド (4/13撮影)
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