2022/04/12

12年ぶりの全解放!「夜の森」の桜

東電福島第一原発事故による帰宅困難地域の

立入規制が緩和され、 何と12年ぶりに

全長2.2kmの桜並木が解放された「世の森」。


名にしおう「夜の森・桜トンネル」を初めて

訪ねてから4年、地元の方々にとっては、

感慨いかがばかりだろうか!と想像しながら、

ソメイヨシノの並木道を行きつ戻りつする。


立ち入り禁止のバリケード越しの花見から、

無障害物の観桜!当時者のみぞ知る歓びを、

旅する女流書道家・千葉清藍さんが“有咲”と

揮毫―希望と笑顔の輪が咲きこぼれただろう。


「桜まつり」(2日間)に訪れた方は22,000人。

23年春の避難指示解除を目指す特定復興再生

拠点区域にある富岡町・世の森。さらには

住民が寝泊まりしながら帰還の準備を進める

「準備宿泊」も始まったと地元紙は報じる。


◎さて、この4年「世の森」の桜を見てきて

樹勢が急速に衰えているのが気がかりである。

桜個有の“てんぐ巣病”が目立つようになり、

放置しておくと桜並木で無くなるのを憂える。

篤志ある樹木医や桜守たちの手によって

この地の桜を護っていければと願っている。






















































































































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