21世紀もあっという間に1/5が過ぎた
20年春、「弘前さくらまつり」の閉鎖で
弘前の桜通い“連続”が23年で途切れた。
予測し得なかった不意のインターバルは、
きっと天からの思し召しなのかもしれない、
の思いが胸中をよぎって、ラッキー*にも、
“夢の超特急”でビューンと津軽へ向かった。
◎「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府*」
と来れば、桜は…弘前**と言ってよかろう。
時を巻き戻せば―1993年GWの5月3日、
丸腰のボディ&レンズ1本でやってきた
お初の津軽・弘前。桜の設えは質・量とも
圧巻で、空気も、空も、濠も、天守も、
すべてが別天地の光景。ビギナーズラック
さながらに、天はファインダー越しの
すべての被写体を最上に恵んでくださった。
(*油屋熊八の名言:https://bit.ly/2S0V1DK)
以来、オメオメと桜にほうけて幾年月。
閉鎖が明けた2021年の弘前公園といえど、
想定したCOVID-19の規制下にあって
初一念に立ち返ってオズオズと出陣である。
2年ぶりの対面に心も踊って嬉々としたが、
「一方通行」の壁が撮影に立ちはだかる。
一歩たりとも後ずさり不可で、カニのごとく
横歩きしての絵葉書ふうの撮影が精一杯。
撮影には様々な制約がつきまとうのだが、
前後左右に動ける自由意思と必然性という
フィールド写真の原点を思い知らされた。
((**2013年~小Blog「サクラグラフィー」
投稿180余点中、1/3ほどが弘前の桜です))
................................................................
長らくお世話になってきた弘前の観光協会は、
公園緑地課と並び、観光フロンティア大使で
そのクオリティーとサービスは称賛に値する。
桜は「七分咲きの三分散り」が最も絵になる
と教えてくださったのも他ならぬ弘前である。
................................................................
(投稿日は撮影日と異なります)
↑弘前市立観光館内に「幻となった100回目の
さくらまつり」桜の姿がボード展示されていた。
楽しみにしていたファンへの心遣いに胸キュン!
★2021桜股旅のMemorandum(メモ)★
“アシ”は恒例の「青春18きっぷ」に加えて
後半は“夢の超特急”に自由に乗降車できる
「大人の休日パス*」(桜季初!)を最大利用。
花巻・北上、そして角館の往来は始発立ち
&終電帰りをリピート。唯一の“マクラ”は
弘前がとれず八戸泊。2日間ピストン移動
で津軽―南部を2往復。ちなみに“アゴ”は
「県外客お断り」で全コンビニおにぎり食。
_________________________________
フェイスブックでも投稿しています
https://www.facebook.com/petekobayashi
0 件のコメント:
コメントを投稿