「お花見」なるノボリ看板が連なるからと言って、
傍若無人な行為までが許される、ということではない。
ファインダー越しに、若い裸男たちが身をくねらせ
花の下で狂気乱舞している姿が迫ってくる。
ケースは違うも、さしずめ阪神タイガースの優勝に
ファンが大阪の道頓堀に飛び込むのと同じレベルであり、
いわば仙台の歓楽街・国分町がそのまま
桜の榴ヶ岡公園に引っ越してきたような乱痴気騒ぎである。
写真週刊誌のカメラマンでもない私には、
もはや枝垂れ桜のステージに居場所もあるわけでなく、
カメラを畳んで、賑わう出店テント裏に回ってみた。
お花見どころの舞台裏といえばいいだろうか、
そこは表の喧噪とはまるで別世界。
桜の"聖と俗"を見たような「お花見」の公園であった。
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☆ピート小林と歩くこころの日本遺産「お花見」
(日刊スポーツ・アーカイブ)
http://p.tl/gLuy
☆桜旅のお供に...
「にっぽんお宝桜撮影行」(エイ文庫)
http://p.tl/Ywao
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★Welcome to the bar「B」@赤坂/今週の勤務日・25(木)26(金)
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