2013/04/30

みちのく桜紀行2013 ③気仙沼巨大漁船のいま

気仙沼・鹿折地区に打ち上げられた大型漁船「第18共徳丸」。
全長60メートル、総重量330トンの姿をさらして2年余り、
今も気仙沼市と船会社との間で、解体か保存かで揺れている。

気仙沼最大の観光スポットとなって、大型バスやタクシーで
訪れる人が絶えず、祭壇に向かって手を合わせる。
こうした震災モニュメントの扱いは、被災地の当事者にとって
意見が分かれたまま、時だけが過ぎていく。

そんな中、毎月、月命日の11日になると、
近所の仮設商店街「気仙沼鹿折復幸マルシェ」の方々が、
船の周辺のゴミや枯れ草を掃除している、と聞いた。

今年もやってきた、気仙沼地方の春。
桜たちは、どんな思いで船を眺めているのだろう。






















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