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秋の案山子もそうだが、関東圏の桜狩りで
外せない鉄道といえば秩父鉄道である。
“チチブ”(ヨミ)と言っても、馴染みのない
御方にはピンと来ないかもしれないが、
怪童・若秩父なる力士を輩出!と言えば、
角力好きならハハ~ン!とされる地かも。
自分ごとでいえば、ガキ時分にラジオを
友に独り遊んだトントンする紙相撲で
めっぽう強かった。埼玉出身の同郷であり、
“ワカチチブ〜”と叫んでは応援したなあ。
快晴の朝、寄居や秩父でなく、羽生ならずも
高崎線の熊谷からイソイソと乗り込む。
車窓から目を射る一本桜の誘惑を払って西へ。
景勝地・長瀞でいったん下車、葉桜を目を
しばつかせ確認、途中でウトウトした後悔で
御花畑駅から秩父駅までスタコラと歩く。
昭和レトロな秩父商店街をトボトボ歩くと、
秩父神社境内の枝垂れ桜が目に飛び込む。
立派な姿カタチの枝垂れ桜だ。後戻りの幸。
早業で仕留めて、西武秩父線に乗り込み、
車窓に目を凝らすと...正丸~吾野だろうか、
夕闇の中、姿よき一本桜が素浪人を誘う。
秩父鉄道の桜は、咲き具合の把握を怠って
時遅しも、どっこい西武鉄道が救ってくれた。
「捨てる神あれば拾う神あり」であろう。
秩父路の叱責と仮借、“秩父桜”と名づけよう。
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(
(注):
タイトルでの桜の呼称は、
カタカナ表記に準拠しています。
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