小さなシンブンガミ記事で触れて7ヶ月余、
里帰りした小さなボートとようやく対面する。
「あの東日本大震災から2年後の2013年4月、
太平洋を漂流した高田高校*の実習艇ボート
「かもめ」が米国カリフォルニア州最北部の
小さな町・クレセントシティで発見された」
―外電によるニュース報道がキッカケだった。
ボートと対面したのは3.11の大津波で被災、
1年前に再建された陸前高田市立博物館。
感傷に耽る間もない閉館間際の時間帯ながら、
高まる胸を鎮め、おずおずとお目もじする。
後日、インターネットをクルージングして、
見つけた米国NBCの制作による長尺の動画が、
臨場感たっぷりに感慨を増幅させてくれた。
https://vimeo.com/439259340
★Facebookを通じて「姉妹都市」協定が結ばれた
人口7.000人弱のクレセントシティと陸前高田。
ともすれば形式的な提携になりがちな姉妹都市で、
新しいフェーズとして継続的な交流が推進される
ことを「かもめ」ボートを緒に見守っていきたい。
*高田高校:岩手県最南部に位置する
陸前高田市(人口1.9万人)の県立高校。
普通科と海洋システム科で知られる。
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