巡礼3日目、別府駅朝イチ5時46分発の
上り列車に駆け込み、一路、小倉へと北上。
無粋なシンカンセンなぞ走らぬ日豊本線、
かつ特急ソニックetcにも無縁な18きっぱー*、
朝日を大窓フルスクリーンに浴びて走る!
九州特有の車輌と車窓が地の醍醐味である。
小倉駅、9時32分着。北九州の建築巡礼を
計ったような時間帯。直ぐさま観光案内所に
飛び込んで一連のアクセス情報を得るや、
脱兎の如く“にわか小倉お上りさん”になる。
めざす磯崎建築群**の3物件は公園の一角?
資料のマップ上は連続する?建物のようだが、
余所者には分かり難く、とにかく現場へ!
市内の路線バスに飛び乗って、あてずっぽに
降りて、あとは現地に吹く風まかせにする。
外れるとも当たるとも遠からず?だったが、
連なるカマボコのようなアーチ状の屋根が
瞬時に目を射った。順路として道すがら手前
の図書館に入るもカメラを向け難くターン、
文学館に身を翻す。Xmasデコレーションを
はじめメルヘンな薫りに包み込まれた館内、
受付レディと師走の世間話に興じながら、
磯崎新建築の"小倉的な粋"を感じ得た(かな)。
((このミニ・ルポは2022年12月28日に
逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、
追悼の念で綴らせていただくものです))
*「青春18きっぷ」のヘビーユーザー
**北九州市立中央図書館
**北九州市立子ども図書館
**北九州市立文学館
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(December 10, 2023)
①北九州立文学館/中央図書館・子ども図書館
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