別府といえば、「ビーコンプラザ」である。
先ずは、高所の“かがり火・灯台”の“Beacon”に
ちなんだ「ビーコンタワー」(現地での名称は、
なぜか「グローバルタワー」)に“お上りさん”する。
ト書き:「大分出身の世界的建築家・磯崎新氏の
設計による「ビーコンプラザ」のシンボルタワー。
2本の支柱と弧状の柱がユニークなデザインで
高さ100mのガラス箱風の展望台から別府市内を
一望できて「日本夜景遺産」にも認定。(概要)
銘板に偽り非ず、さては磯崎新建築マジックか!
近ごろ“高所恐怖症”気味という困った持病(w)も
霧散、景色も堪能。天にも昇る気持ちというか、
取り越しの苦労の憂慮だった。宙を飛べない!
どころか木登りもジャンプ能力も急降下する輩に
格別の別府ビュー!を天は恵んでくださった。
余韻に浸りながら母体の「ビーコンプラザ」へ。
1995年竣工と聞き、またプラザなる名称から
ソニープラザ(TYO)、プラザホテル(OSA)などの
邪推な連想も一瞬、脳内を浮遊しかけたが(w)、
杞憂だった。飛び込みの輩にスタッフがご案内
下さったコンベンションホールetc.は紛れもなく
叡智の結集。逸る足と時を止めしばし魅入る。
別府エリアは、ラクテンチや城島高原をはじめ、
九州桜撮影でよく訪ねた地。ビーコン地区は、
米国ボストンの高級住宅地“ビーコンヒル”にも
似た落ち着いた佇まい。戯れに、おちょっかいを
したくなり、ガッコで習ったまま一生行かぬ!
「ピサの斜塔」と好物の「ベーコンピザ」とを
掛け合わせ“ベーコンピザの斜塔”と勝手気ままに
独りで繰り返し呼んだり――ソロ浮浪路の愉悦。
((このミニ・ルポは2022年12月28日に
逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、
追悼の念で綴らせていただくものです))
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(December 9, 2023)
③ビーコンプラザ(&タワー)
別府市山の手町
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