2023/12/29

磯崎新・建築巡礼 in 九州 ②別府ビーコンプラザ

別府といえば、「ビーコンプラザ」である。

先ずは、高所の“かがり火・灯台”の“Beacon”に

ちなんだ「ビーコンタワー」(現地での名称は、

なぜか「グローバルタワー」)に“お上りさん”する。


ト書き:「大分出身の世界的建築家・磯崎新氏の

設計による「ビーコンプラザ」のシンボルタワー。

2本の支柱と弧状の柱がユニークなデザインで

高さ100mのガラス箱風の展望台から別府市内を

一望できて「日本夜景遺産」にも認定。(概要)


銘板に偽り非ず、さては磯崎新建築マジックか!

近ごろ“高所恐怖症”気味という困った持病(w)も

霧散、景色も堪能。天にも昇る気持ちというか、

取り越しの苦労の憂慮だった。宙を飛べない!

どころか木登りもジャンプ能力も急降下する輩に

格別の別府ビュー!を天は恵んでくださった。


余韻に浸りながら母体の「ビーコンプラザ」へ。

1995年竣工と聞き、またプラザなる名称から

ソニープラザ(TYO)、プラザホテル(OSA)などの

邪推な連想も一瞬、脳内を浮遊しかけたが(w)、

杞憂だった。飛び込みの輩にスタッフがご案内

下さったコンベンションホールetc.は紛れもなく

叡智の結集。逸る足と時を止めしばし魅入る。


別府エリアは、ラクテンチや城島高原をはじめ、

九州桜撮影でよく訪ねた地。ビーコン地区は、

米国ボストンの高級住宅地“ビーコンヒル”にも

似た落ち着いた佇まい。戯れに、おちょっかいを

したくなり、ガッコで習ったまま一生行かぬ!

「ピサの斜塔」と好物の「ベーコンピザ」とを

掛け合わせ“ベーコンピザの斜塔”と勝手気ままに

独りで繰り返し呼んだり――ソロ浮浪路の愉悦。


((このミニ・ルポは2022年12月28日に

逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、

追悼の念で綴らせていただくものです))


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(December 9, 2023)

③ビーコンプラザ(&タワー)

別府市山の手町






































































































 






























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