かように!自身に語りかけたくなって、
“安眠を妨げる夢”(Disturbing Dream)なる
意味深!?なサブタイトルに誘われて、
国吉康雄展@茨城県立美術館に駆け込む。
折しも自身が安眠できぬ日々(w)なのだが、
「国吉康雄」という日系移民の一世は、
日系米国人アーティストの代表的存在として
ずっと以前から気になっていた存在だった。
イブイブの土曜、再春81切符(w)を握りしめ、
朝イチの上野発勝田行常磐線で駆けつける。
予定では...磯崎新設計のシンボルタワーで
知られる「水戸芸術館」を梯子する目論見も、
常磐線(普通)の遅延が生じてギブアップ。
夕刻からのXmasイベント@東京が押すハメも
重なって、“ダブル観覧”を愉しむどころか、
駆け足ダッシュで鑑賞。まんず年の瀬までも
引っ張ってしまった他ならぬ己の責である。
明治期の岡山に生まれ、16歳で労働移民として
西海岸へ渡航、後年NYCに移住した国吉康雄。
アメリカ開拓時代を思わせる幻想的な作品から、
赤狩り、アジア系移民排斥運動、大恐慌、
パンデミック、世界大戦etcに暗喩される時代を
経て画風も変幻。現代のアメリカで再評価が
始まっている!というニュースにも腑に落ちる。
◎この秋、異郷の日本人芸術家に光をあてて
開催されたTransborderingトランスボーダー展*
@和歌山県立近代美術館ともオーバーラップ。
下僕にはモッタイナイほど大収穫の23年下半期。
*http://petekobayashi.blogspot.com/2023/11/transbordering.html
さて、“汝、安眠を妨げる夢”にサラバしたか?
この年の瀬。己にまとわりつきそうな予感。
(★スマホ閲覧→"ウェブバージョン"を推奨)
*3点以外は撮影NGにて、
どうぞ美術館のサイトで!
⇩
「茨城県立美術館」
The Museum of Modern Art, Ibaraki
国吉康雄展 ~安眠を妨げる夢~
福武コレクション・
岡山県立美術館のコレクションを中心に
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=179
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