2023/12/25

“汝、安眠を妨げる夢”にサラバしたか?”=国吉康雄展

かように!自身に語りかけたくなって、

“安眠を妨げる夢”(Disturbing  Dream)なる

意味深!?なサブタイトルに誘われて、

国吉康雄展@茨城県立美術館に駆け込む。


折しも自身が安眠できぬ日々(w)なのだが、

「国吉康雄」という日系移民の一世は、

日系米国人アーティストの代表的存在として

ずっと以前から気になっていた存在だった。


イブイブの土曜、再春81切符(w)を握りしめ、

朝イチの上野発勝田行常磐線で駆けつける。

予定では...磯崎新設計のシンボルタワーで

知られる「水戸芸術館」を梯子する目論見も、

常磐線(普通)の遅延が生じてギブアップ。


夕刻からのXmasイベント@東京が押すハメも

重なって、“ダブル観覧”を愉しむどころか、

駆け足ダッシュで鑑賞。まんず年の瀬までも

引っ張ってしまった他ならぬ己の責である。


明治期の岡山に生まれ、16歳で労働移民として

西海岸へ渡航、後年NYCに移住した国吉康雄。

アメリカ開拓時代を思わせる幻想的な作品から、

赤狩り、アジア系移民排斥運動、大恐慌、

パンデミック、世界大戦etcに暗喩される時代を

経て画風も変幻。現代のアメリカで再評価が

始まっている!というニュースにも腑に落ちる。


◎この秋、異郷の日本人芸術家に光をあてて

開催されたTransborderingトランスボーダー展*

@和歌山県立近代美術館ともオーバーラップ。

下僕にはモッタイナイほど大収穫の23年下半期。

*http://petekobayashi.blogspot.com/2023/11/transbordering.html


さて、“汝、安眠を妨げる夢”にサラバしたか?

この年の瀬。己にまとわりつきそうな予感。


(スマホ閲覧→"ウェブバージョン"を推奨)
































3点以外は撮影NGにて、

どうぞ美術館のサイトで!

「茨城県立美術館」

The Museum of Modern Art, Ibaraki

国吉康雄展 ~安眠を妨げる夢~ 

福武コレクション・

岡山県立美術館のコレクションを中心に

https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=179

































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