「夏の甲子園はあす開幕。」の枕ではじまる新聞の天気欄。
8月7日付の朝日(東京本社版)夕刊。2001年のことである。
以下、図版が小さいので、全文を転記する。
「甲子園の土」は春の大会より黒土の割合が多い。
照り返しや乾燥を抑えるように砂と混ぜて整備される。
試合を陰で支える人たちにも熱い夏、
明日も西日本は暑く関東は涼しい。(伊藤みゆき)
別に天気欄の愛読者でも気象予報士でも何でもないが、
なぜかダンボールからこの切り抜きが出て来た。
限られたスペースの中で、読者に季節を感じさせながら、
的確な天気予報コメントが綴られている。
(写真2) 別の日には、海と花火、そして暑中見舞い便りを
枕に添えている。2点も保存しているのは、
きっと、さりげない出色の芸に感心したからであろう。
ひるがえって、本日付朝刊の天気欄(写真3)。
この形態になってから久しいのだが、今日に限らず、
なぜ無味乾燥なコメントばかりなのだろう。
天気図を見れば、中学生でも読まなくても概況は分かる。
ちなみに、朝のNHKラジオを聴かれるかたなら、
とうにお気づきだろうが、冒頭の天気欄の筆者の方は、
毎朝さわやかな声で天気予報を届けてくださる、
気象予報士の1人、伊藤みゆきさんと同一人物である。
天は二物を与える、のだ。
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★Welcome to the bar「B」@赤坂/本日・金曜のみの勤務です。
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