2013/08/08

男の子、投げ、打つ、駆ける。夏の甲子園 ① (第1日)

夏の甲子園通いが、いつの間にか連続40年になった。

開幕の光景を見たくて、今年も「青春18きっぷ」を握りしめ、
夜行の大垣鈍行「現・快速ムーンライトながら」と
琵琶湖線(東海道本線)を乗り継いで、9時きっかりに球場着。

 雲はわき 光あふれて 天たかく
純白のたま きょうぞ飛ぶ 
若人よ いざ 
まなじりは 歓呼にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望 
あゝ 栄冠は 君に輝く

一瞬の夏、二度とやって来ない夏、甘酸っぱい夏。
どんなに時代が変われど、甲子園、
言いかえれば高校野球の夏だけは変わらない。

すべての参加校が整列して、選手宣誓が行われる光景は、
今年で95回を数える甲子園大会でも、
ずっと変わらない甲子園の光景のひとつに違いない。

そんな中、球場がすっかりレニューアルされて
眼に映る光景だけはピカピカ・ツルツルになってきたのは
時代の流れからして仕方ないことだが、
球場外に唯一残っている甲子園らしい光景を、
開会式の選手宣誓のシーンとあわせて載せてみる。

球場外にひっそりと佇む自転車の光景だが、
そのサドルから荷台にかけてぎっしり、
ベタベタと貼られた出場チームを応援するビラである。

これが毎日、日替わりで変わっていく。
昨年発見した、私にとっての甲子園名物である。



































★甲子園―ジャパニーズドリーム!
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ピート小林と歩く「こころの日本遺産」
(日刊スポーツ・アーカイブ)

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Welcome to the barB」@赤坂/
甲子園取材のため、8月の勤務日は9日・30日(金)です

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