リキュール山脈のひとまずの〆は、
フランスの御三家+イギリスの逸品。
お湯漬けして剥がされたラベルのスクラップは、
まるでジグゾーパズルのピースみたいだが、
部位からボトルの姿を想像してみるのも一興というもの。
(左上) 仏蘭西を代表するリキュールといえば、
「Benedictine D.O.M」(ベネディクティン ・ドム)。
16世紀のベネディクト修道院で多種のハーブと
スパイスを調合して創製された秘酒は、
世界最古の薬草系リキュールとしてとみに知られ、
洋の東西にあまねくその名を馳せている。
(右上)「B&B」(ビー&ビー)は「Benedictine D.O.M」と
仏コニャック地方のブランディーのブレンド酒。
双方の頭文字から成っているというもので、
決して朝食付簡易宿泊所のB&Bのことではない...。
ということはさておき、いずれも複雑な芳香をもつ、
甘味の強い黄緑色のリキュールで、液体の宝石!
と言う人もいるほどで、リキュールの双璧と言っていい。
(下)「Grand Marnier」(グラン・マニエ)は、
コニャックにビターオレンジの果皮などを加えて
作られたオレンジ・キュラソーの一種で、
製菓用にだけでなく本来の食後酒として楽しみたい。
英吉利の逸品「Drambuie」(ドランブイ)は、
数十種のモルトウイスキーをベースにつくられた
王家秘伝のリキュールとして名高い。
このドランブイをスコッチのロックにフロートさせた
カクテル「Rusty Nail」(ラスティネイル)は、
スカッチ好きにはたまらない至福の一杯となる。
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