2013/08/04

1970's at The Ben Jonson, San Francisco ⑰

リキュール山脈のひとまずの〆は、
フランスの御三家+イギリスの逸品。

お湯漬けして剥がされたラベルのスクラップは、
まるでジグゾーパズルのピースみたいだが、
部位からボトルの姿を想像してみるのも一興というもの。

(左上) 仏蘭西を代表するリキュールといえば、
「Benedictine D.O.M」(ベネディクティン ・ドム)。
16世紀のベネディクト修道院で多種のハーブと
スパイスを調合して創製された秘酒は、
世界最古の薬草系リキュールとしてとみに知られ、
洋の東西にあまねくその名を馳せている。

(右上)「B&B」(ビー&ビー)は「Benedictine D.O.M」と
仏コニャック地方のブランディーのブレンド酒。
双方の頭文字から成っているというもので、
決して朝食付簡易宿泊所のB&Bのことではない...。

ということはさておき、いずれも複雑な芳香をもつ、
甘味の強い黄緑色のリキュールで、液体の宝石!
言う人もいるほどで、リキュールの双璧と言っていい。

(下)「Grand Marnier」(グラン・マニエ)は、
コニャックにビターオレンジの果皮などを加えて
作られたオレンジ・キュラソーの一種で、
製菓用にだけでなく本来の食後酒として楽しみたい。

英吉利の逸品「Drambuie」(ドランブイ)は、
数十種のモルトウイスキーをベースにつくられた
王家秘伝のリキュールとして名高い。
このドランブイをスコッチのロックにフロートさせた
カクテル「Rusty Nail」(ラスティネイル)は、
スカッチ好きにはたまらない至福の一杯となる。




















__________________
フェイスブックでも投稿しています
http://www.facebook.com/petekobayashi
_____________________________________________________
Welcome to the barB」@赤坂/金曜のみの勤務となりました

0 件のコメント: