黄砂も収まった青空に誘われるかのように、
満開のソメイヨシノたちに迎えられて
制限づくしのセンバツ甲子園に駆け付けた。
事前予約制の入場券は手の打ちようもなく、
携帯ラジオを友にひろ~い球場を一周。
47年目の甲子園は、さながら別人のよう。
いつもながらの人っ子ひとり、いない。
ブラバンの音と時折に聞こえる歓声だけが、
甲子園であることを僅かに教えてくれる。
高く澄んだ空、清々しいアスファルト。
いきおいマナコは地平を彷徨って、
桜とマンホールだけが目ン玉を射った。
さて、今夏の甲子園はどうなるのかしらん。
0 件のコメント:
コメントを投稿