2021/04/01

2年振りの巡礼、センバツ甲子園・場外

黄砂も収まった青空に誘われるかのように、

満開のソメイヨシノたちに迎えられて

制限づくしのセンバツ甲子園に駆け付けた。


事前予約制の入場券は手の打ちようもなく、

携帯ラジオを友にひろ~い球場を一周。

47年目の甲子園は、さながら別人のよう。


いつもながらの人っ子ひとり、いない。

ブラバンの音と時折に聞こえる歓声だけが、

甲子園であることを僅かに教えてくれる。


高く澄んだ空、清々しいアスファルト。

いきおいマナコは地平を彷徨って、

桜とマンホールだけが目ン玉を射った。


さて、今夏の甲子園はどうなるのかしらん。
































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