2013/02/10

鎮魂の町を歩く(vol.17-2) 女川町3

「がんばっぺ女川」から「まげねっちゃ女川」。
3.11からほどなく2年になろうとする今、
標語のごとく立ち上がる女川の姿が沁み入った。

震災遺構候補として保存されている横倒しビル3棟の近く、
復興への願いが満ちた「おながわiらんど」なる
ブースも設置され、地元民の意気込みが伝わってくる。

折からの風速30メートル近くの強風に煽られて、
マフラーを吹き飛ばされたどころか、
カメラを三脚ごと落下、装着の17~35mmレンズを
おシャカにしてしまった(大槌に続き2度目!)取材であったが、
女川の雄々しく進む意志を目に焼き付けられて...
モノではない、得たココロの方が余りある。








「ものは考えよう」「困難は発展の契機」。
白ボードの両端にそっと書かれた標語は、
女川の方々が、かくもモノゴトをとらえる姿。
これが胸に迫らずにいられようか。

*公共交通機関

石巻ー女川は石巻線利用(渡波ー女川間は代行バス)約45分/320円
仙台ー女川は仙石線・石巻線&代行バス利用。約3時間/1110円 
ミヤコーバスの場合(1日1本運行) 仙台ー女川約2時間/1000円
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