仙台から石巻へは仙石線、その先の女川へは石巻線を乗り継ぐ。
それぞれ途中駅から代行バスを利用することになり、
仙台駅で入手する代行バス時刻表と携行する小型時刻表を
首っ引きで見るのだが、慣れっこの私でも骨が折れる。
3.11から2年近くを経て、交通の要・仙台駅も
すっかり落ち着きを取り戻しているのに、
仙台発着区間内の路線代行バスのみ単独でしか取り扱わず、
しかも路線との接続時刻などは記そうとしない。
こうした利用者不在の状況に、一度ならず掛け合ったが
どこ吹く風のごとく耳を貸さない、他人事である。
震災後、中央と東北の温度差やズレが指摘されてきているが、
JRの東北エリア同士の連携プレーのなさには驚くばかり。
鉄道不通区間の現地に行って初めて、接続時間の有無を知り得て、
ましてやJRでない民営路線バスの運行は関知もせず、なのだ。
JRの東北エリア同士の連携プレーのなさには驚くばかり。
鉄道不通区間の現地に行って初めて、接続時間の有無を知り得て、
ましてやJRでない民営路線バスの運行は関知もせず、なのだ。
上意下達なのだろうか、仙台のみならず、新幹線と接続する
一ノ関でも、新花巻でも、盛岡でも同様の有様なのである。
ドル箱新幹線の華々しい新車両の告知や広告に躍起になるのは
今の日本で留めようもない事象だが、それと同様の目線を
自社のローカル路線に注ぐ日は来るのだろうか。
被災地の民にとって、いや東北ぜんたいの人々にとって、
ローカル路線こそが、昔も今も生活路線・ライフラインなのだ。
* 仙台ー石巻の公共交通機関
1)仙石線利用の場合、松島海岸ー矢本間が代行バス。
2)東北本線利用の場合、小牛田で石巻線に乗り換え。
所要時間はどちらも約2時間。820円
ミヤコーバスの場合 1時間20分。800円
*石巻ー女川の公共交通機関
石巻線利用、渡波ー女川間が代行バス。約45分。
仙台から約3時間。1110円
ミヤコーバスの場合(1日1本運行) 仙台ー女川約2時間 1000円
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