1982年の東北新幹線(大宮ー盛岡)暫定開業で、
廃止の憂目にあってから、すでに31年の月日が流れている。
流線型のボンネット型車両とクリーム色のカラーは、
国鉄時代の象徴で、まぎれもなき昭和だった。
運賃をみると、上野ー仙台間の乗車券3000円、特急券1600円。
他方、新幹線は乗車券5780円、特急券4610円。何と2倍以上の差である。
その新幹線にはからきしエンのない私は、どこへ行くにも
庶民の生活列車・鈍行を利用するが、これとて運賃が高すぎるので、
「青春18きっぷ」期間外の今回は、高速バスとなる。
東京ー仙台は、ノンストップながら特急券は不要!で
リクライニングまで付いて、乗車料金3000円〜から利用できる。
所用時間は5時間30分ほどで、必要にして十分な早さ。
ひところ流行った「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」
という標語を、金科玉条のごとく守っているのだ。
ちなみに東北本線を走った特急は、花形のひばりの他に、
まつしま、はつかり、やまびこ、はくつる、やまばと、
つばさ、寝台特急のあけぼの、ゆうづるがあり、
現在はブルートレインの「あけぼの」だけが運行している。
投稿の「ひばり」と「まつしま」は、鉄道博物館で近撮したもの。
◯ピート小林と歩く「こころの日本遺産」鉄道篇
http://p.tl/-zxL (日刊スポーツ・アーカイブ)
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