八戸は、この数年ほど足繁く通っている。
よく言われるように「三八上北」の
地だけに、「津軽」の弘前、青森とは、
風土・匂い、首筋あたりに感じる風も
どこか違って、まずは彷徨しがいがある。
旭川→小樽*→夕張*(...*投稿未満)から、
汽車を乗り継ぎ八戸中心街に着いたのは、
日付が変わる頃。土砂降りに見舞われ、
名物・屋台村は閉店ムード。辛うじて
ラーメン屋に飛び込んで、ホッ!の一息。
この何年かの間にお世話になっている
老舗・柏木旅館の湯に浸り、畳に大の字!
一気に八戸モード全開。北の大地から
内地へ体内シフトを図る絶好の宿である。
早朝、中心街からローカル線の本八戸駅へ
そぞろ歩きする道のりがウルウル愉しい。
一昔前、各地で流行ったシャッターアート?
かと思いきや、否、メッセージ主体の
れっきとしたオモシロ街おこし(風)なのだ。
風来坊の旅人の目まで奪う仕掛け以外は、
凡そ、八戸中心街と本八戸駅との間の
何とも形容しがたい地は、空白ゾーンで、
道路の再開発さえも他所モンには遅々
としか見えぬ。お役所シゴトなのだろう。
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