今まではあえて触れてこなかったが、
今夏の甲子園入場料金には、さらに言えば、
近年の度重なる大幅値上げに目を疑った。
このBlogでも触れないわけにはいかない。
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◎2022年/第104回大会入場料金(大人)
バックネット裏:4,200円 (2,800円)
一・三塁内野席:3,700円 (2,000円)
アルプス応援席:1,400円 (800円)
外野席(指定席):1,000円 (500円)
*( )内は2018年~2021年の料金
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ちなみに2018年の値上げを振り返ると、
◎2018年~2021年(第100回~103回大会)
バックネット裏:2,800円 (2,000円)
一・三塁内野席:2,000円 (1,500円)
アルプス応援席:800円 (600円)
外野席(自由席):500円 (無料)
*( )内は~2017年以前の料金)
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高野連(日本高校野球連盟)という組織が
司る入場料金は、運営の根底を成すもので
アンタッチャブルな“聖域”とされてきた。
が、何と直近の4年間で2度!も敢行した
常軌を逸する値上げは、ファンのみならず、
世間の知見を無視したものとしか思えぬ。
ネット裏料金などは、えっ!プロ野球?
なの?と見まごう数字で、高校生の部活を
忘却かつ棚上げして、夏の風物詩である
甲子園人気に便乗のショー倍!でしかない。
そんなブツクサ感を抱え、通い連続48年の
今夏も甲子園に足が向いてしまった阿呆。
ネット販売に抗い、唯一、窓口で得られた
外野席券で準々決勝からの7試合を観戦。
その外野席といえば...地元のオジサンらが
浜風に涼みがてらステテコ姿で観戦する姿が
定番の如く見られたのだが、今夏は皆無。
それどころか、テレビには決して映らない!
またメディアでは報じない!球場の内外を
包む空気までもが盛り上がりに欠けている。
コロナ禍で3年ぶりの有観客!の影響とは
主催側の弁だが、ファン無視の大幅値上げが
常連のフトコロを直撃、ソッポを向かれた
ことは痛いほど肌で感じた。甲子園って、
そう、地元民の縁側みたいなパークなのだ。
来年は、さらにファンからすっぽかされる!
通い半世紀にならんとする私は見ている。
*大会本部発表:
((総入場者数は56万6,500人、
19年の84万1,000人から激減))
フェイスブックでも投稿しています
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