2022/08/25

甲子園よ、ゼニ儲けに走ってどこへ行く?

今まではあえて触れてこなかったが、

今夏の甲子園入場料金には、さらに言えば、

近年の度重なる大幅値上げに目を疑った。

このBlogでも触れないわけにはいかない。

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◎2022年/第104回大会入場料金(大人)


バックネット裏:4,200円 (2,800円)

一・三塁内野席:3,700円 (2,000円)

アルプス応援席:1,400円 (800円)

外野席(指定席):1,000円 (500円)


*( )内は2018年~2021年の料金

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ちなみに2018年の値上げを振り返ると、


◎2018年~2021年(第100回~103回大会)


バックネット裏:2,800円 (2,000円)

一・三塁内野席:2,000円 (1,500円)

アルプス応援席:800円 (600円)

外野席(自由席):500円 (無料)


*( )内は~2017年以前の料金)

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高野連(日本高校野球連盟)という組織が

司る入場料金は、運営の根底を成すもので

アンタッチャブルな“聖域”とされてきた。

が、何と直近の4年間で2度!も敢行した

常軌を逸する値上げは、ファンのみならず、

世間の知見を無視したものとしか思えぬ。


ネット裏料金などは、えっ!プロ野球?

なの?と見まごう数字で、高校生の部活を

忘却かつ棚上げして、夏の風物詩である

甲子園人気に便乗のショー倍!でしかない。


そんなブツクサ感を抱え、通い連続48年の

今夏も甲子園に足が向いてしまった阿呆。

ネット販売に抗い、唯一、窓口で得られた

外野席券で準々決勝からの7試合を観戦。


その外野席といえば...地元のオジサンらが

浜風に涼みがてらステテコ姿で観戦する姿が

定番の如く見られたのだが、今夏は皆無。

それどころか、テレビには決して映らない!

またメディアでは報じない!球場の内外を

包む空気までもが盛り上がりに欠けている。


コロナ禍で3年ぶりの有観客!の影響とは

主催側の弁だが、ファン無視の大幅値上げが

常連のフトコロを直撃、ソッポを向かれた

ことは痛いほど肌で感じた。甲子園って、

そう、地元民の縁側みたいなパークなのだ。


来年は、さらにファンからすっぽかされる!

通い半世紀にならんとする私は見ている。


*大会本部発表:

((総入場者数は56万6,500人、

19年の84万1,000人から激減))


















































































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