弘前通いの年で折ってみたら、ちょうど2周回。
93, 95, 97, 99年...それ以降は毎年で、
早や20年になることを、いみじくも知った。
園内(外周3km)を何周回しようとも、
くまなくあまねく桜を見るのが好きな輩だが、
ふと、桜を見てきた齢よりも余す時間が
少ないのに気づいて、年嵩のある2本の桜木を
ひと目見たくて、真っ先に駆けつける。
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写真
(上 2点)
◎日本最高樹齢のソメイヨシノ(130歳)
樹齢100年を越す桜が300本以上ある
弘前公園の中でも、もっとも長寿のもので
今年も、見事な花を咲かせてくれた。
(下 2点)
◎日本一太いソメイヨシノ(幹周り:5.37m)
どっしりと横綱の土俵入りのような風格。
樹齢は120年前後とされている。上記の
ソメイヨシノ同様、黄昏時にライトアップ
されていく幹と花姿も見応えがある。
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さて、長く生きようか、太く生きようか...
さまざまな念がよぎらずにいられない。
「花は根に鳥は古巣へかえるとも、
人は若きにかえることなし」
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