2015/04/21

一路、みちのくの小京都・角館へ

「桜満開!ピートさん、お待ちしています!」と、
角館のKさんから電話が入れば、行かぬかけにはいかぬ。
イソイソと荷をまとめて、奥羽本線に飛び乗る。

特急も新幹線も使えぬ身。が、JRだとゆうに6時間は
かかるので、鷹巣から「秋田内陸縦貫鉄道」に
折れて所要4時間弱。それでも陽は西に傾きはじめていた。


駅前の角館観光協会の建物を優美な1本がおおって、
せわしない旅人をやさしく迎えてくれる。
400本余のうち、160本もが国の天然記念物という
小京都・角館の武家屋敷通りのシダレザクラ。

バス停の桜モチーフから、町中の至るところに
桜があふれかえっている。その多くがシダレザクラ!
なのだから、いかにこの町が桜を大切にしてきたかは、
百の言葉よりも、饒舌に物語っている。


人口にして2万人ほどの町が、角館ブランドの
枝垂れ桜と染井吉野の競演を見たい花見客で、
この時季には100万人にも150万人にも膨れあがる。
"花に酔うより人に酔う"のが例年なのだが、
いち早い2015年の桜前線で、さて今年のほどは...?

(夜桜バージョンに続く)












































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