第87回センバツ高校野球大会を終えて

北陸VS北海道の対決で話題を呼んだ決勝戦、

第87回センバツ高校野球大会は、

敦賀気比が東海大四を3-1で下して閉幕した。

敦賀気比は、昨夏の選手権大会で優勝しても

不思議でないほどの戦力と見ていたが、

準決勝の大阪桐蔭との因縁の対決に完勝！

さぞかし溜飲を下げたことだろう。

スタンドで観戦、ひときわ爽やかな印象の

東海大四が決勝へ駒を進めたのは、

大方の予想を裏切る快挙だったのではないか。

北海道初のセンバツの大旗は叶わずも、

あの駒大苫小牧の破竹の進撃を思い起こさせた。

ベンチ入りメンバー18人の全員が道内の中学出身

という東海大四に対して、18人中の16人を

県外からの野球留学生で固めていた敦賀気比。

ひところ盛んに是非が論議された野球留学。

タイブレーク制導入の行方の傍らで、

今後どうなっていくのか、気がかりのままである。

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