2013/06/23

1970's at The Ben Jonson, San Francisco ③

「人類はジン類」とはGin(ジン)好きの私の戯言だが、
「オランダ人が生み、英国人が洗練し、米国人が栄光を与えた」
といわれるGinは、さしずめスピリッツの代表格。
今も昔も、そして未来も(!)カクテルのベースとして欠かせない。

1970年代、The Ben Jonsonで扱うGinのラインアップは、
歴史あるゴードン、ビーフィーター、タンカレーの御三家に、
その後に流通するボンベイ・サファイアの原点
というべきボンベイ・ドライジンが、さしずめ四天王だった。

ボーズが、店でのいわばハウス・ジン*1であり、
懐かしいプリムス、ハウスオブロードも見られるのだが、
ギルビーズ、バーネット、ブースなどは、
あいにく瓶からラベル*2が剥がせなかった口である。

*1
その店のハウスブランドとして位置づけるもので、
銘柄の指定がない注文に使うボトル。比較的安価。
ベースとなる酒類のブラン名を指定しての注文と、
銘柄に拘らないジェネリックな注文ではどちらが
スマート?酒飲みの意識が問われるところである。

◉米国では「BAR WELL*」という呼称のステーションが
バーカウンターの直下に設置されていて、ベースである
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラ、バーボン、スカッチ、
ブランデー7酒類の1ハウス銘柄がココに収められていて、
多種多様な注文を効率よく提供するために機能している。

*BAR WELL→http://p.tl/a4aL

*2
空になった瓶を湯をはったバケツに一晩浸しておくと、
ラベルは剥がれるものだが、時に剥がれないのもある。
酒瓶ラベルは剥がすのを前提に貼られてるわけでない。






























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Welcome to the barB」@赤坂/金曜のみの勤務となりました

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